Salesforce Platformライセンスを使用する際の注意点についての話です。
前提としてSalesforce PlatformライセンスはCRM機能にはアクセスしないユーザ向けのライセンスで「自分の組織で開発されたカスタムアプリケーション」または「AppExchange からインストールしたカスタムアプリケーション」を使用するユーザに割り当てる使い方となっています。
なのでAPI連携用ユーザに割り当てるのにちょうどいいかなと思ったりしました。
実際、APIの有効化権限など付与することができます。
設定・定義を参照する権限も付与できます。
このようにSalesforce Platformライセンスのプロファイル設定でシステム権限なども設定できるのですが、Salesforceライセンスと同じ権限が付与できるわけではありません。例えば「メタデータ API 関数を使用したメタデータの変更」権限です。
Salesforceライセンスのプロファイルではヘルプリンクの権限の下あたりに表示されています。
Salesforce Platformライセンスの場合は権限付与不可で、ヘルプリンクの権限のあたりを見ても表示されていませんでした。
AppExchangeの初期設定でデータ同期ユーザの設定が必要なときに、実はSalesforceライセンスでしか付与できないシステム権限だったということは意外とあるのでSalesforce Platformライセンスでの設定を考えている場合はこのあたりを意識しておくといいと思います。