Trailheadを見ながらサービスのSalesforceフローの設定を試してみました。アクション &おすすめリリースの設定に関するモジュールです。
アクション&おすすめについて雰囲気で設定したときの話はこちら。今回は具体的な利用シーンがある状態でのハンズオンで設定方法を確認しました。
フローを作成
アクション&おすすめに独自の機能を載せたい場合はフローを作成します。サービスの Salesforce フローでは、画面フロー、Field Service Mobile フロー、自動起動フロー、クイックアクションがサポートされているとのことです。今回はフローの作成は省略します。
クイックアクションを設定する
クイックアクションをアクション &おすすめコンポーネントに表示するために、レコードページレイアウトで選択できるようにします。ページレイアウトの初期は次のようになっています。定義済みのアクションを上書きする形で任意のアクションを設定します。
下記は適当に全部載せしましたがこういう形で表示したいボタンを設定。
おすすめとアクション戦略を作成する
おすすめの作成
アプリケーションランチャーで「おすすめ」タブを検索してアクセスします。
新規ボタンをクリックして名前、説明、受け入れと却下の表示ラベルを入力します。
このときアクションではフローを選択できます。ここで指定したフローが呼び出される処理となります。
これでおすすめの作成ができました。
アクション戦略 (Next Best Action) の作成
設定ページからNext Best Actionを作成します。
新規ボタンをクリックするとフロービルダーみたいな感じで設定が開始されます。
名前とAPI、表示可能なオブジェクトを指定します。
ここからいろいろ設定します。今回中身は空のまま進めます。
作成すると一覧に表示されます。
RecordAction の準備
設定でアクション&おすすめのページにアクセスします。
名前とラベルを設定。
オブジェクト固有のクイックアクションと Next Best Action 戦略のコンテキストとして使用するオブジェクトを最大 10 個選択します。
Trailhead記載の補足
クイックアクションまたはアクション戦略をオブジェクトに関連付けるときは、そのアクションまたは戦略にオブジェクト固有のコンテキストを指定します。ユーザーがそのオブジェクトのページを開くと、グローバルとオブジェクト固有のアクションやおすすめが表示されます。他の種類のページには、グローバルの項目のみが表示されます。
チャット、電話、デフォルトと各チャネルごとに表示内容を設定できます。デフォルトに設定すればレコードページ上の設定となります。
適当に配置して次に進めます。
追加ボタンで表示できるアクションも設定できます。
この追加ボタンクリック時の挙動の設定になります。
このステップで作成したおすすめを紐つけることができます。
一般設定タブはオブジェクト固有以外のおすすめを設定できます。
戦略設定タブでオブジェクト固有のおすすめを指定します。
これで設定完了。
Lightning ページにアクション&おすすめコンポーネントを配置します。
Trailheadによるとサービスコンソールでは、左サイドバーを推奨しますとのことです。
表示されるアクションについて
アクション &おすすめについて以前なんとなくで設定してうまくいかなかったのですが、Trailheadの手順で設定が正しくできていることを確認しながら進めてみて気づいたことがあります。ケースレコードによって表示されたりされなかったりの挙動を確認しました。
アクションが何も表示されないケース
アクションが設定どおりに表示されたケース
ケースの情報で表示/非表示が切り替わっているのですが、どこで設定されているかが不明な感じ。あとアクション戦略も見当たらない感じ。
Trailhead ハンズオンチャレンジ
ハンズオンチャレンジの方も試してみました。こちらは英語設定で進めます。まず指定IDのパッケージをハンズオン組織にインストールします。
管理者のみインストールすればいいとのこと。
おすすめ&アクション作成
オブジェクト固有はケースを選択
Defaultタブを設定
フローとアクションを設定
ここは初期設定のまま
おすすめの最大表示は3で、戦略も設定。
オブジェクト固有も設定
Lightningページに追加して設定完了。
ハンズオンチャレンジは通ったので正常に設定できたことを確認。
ハンズオンチャレンジはとおりましたが、Lightningページの設定がなんか正しく反映されませんでした。古い設定が残っているのか選択したのとは別の内容が表示されている感じ。