TrailheadにまとめられていたSOAP APIの使い方です。
設定→APIでWSDLを取得します。
GenerateボタンをクリックするとWSDLファイルをダウンロードできます。
WSDLファイルがあればSOAP APIを実行することができます。ですが、SOAP APIはREST APIと違いワークベンチから動作確認することができません。
そんな問題を解決できるSoapUIというツールがあるみたいです。
Get Itボタンをクリックするとインストーラをダウンロードできます。
インストール後に起動するとこんな感じに表示されます。(※起動時にユーザ名の入力欄が表示されましたがスキップ可能でした。)
画面左のProjectを右クリック→New Soap Projectを選択します。
Project Nameを指定して先程のWSDLをダウンロードしてパスを指定します。
OKボタンをクリックするとProjectが作成されます。
Login→Request1をダブルクリックするとウィンドウが表示されます。ここでユーザ名とパスワードを入力します。(?の部分をSFDCのログイン情報に変更する)
もうひとつorganizationIdを指定する箇所もありますが、このurn:LoginScopeHeaderタグはまとめて除外してしまいます。
ウィンドウ右上の▶アイコンをクリックするとログインできます。正しく実行できるとユーザ情報やセッション情報などの取得に成功します。
セッションIDはこれからAPIを実行する際に必要になるのでコピーしておきます。
create→Request1をダブルクリックします。soapenv:Headerタグ内はセッションIDを指定するタグだけ残して除外します。
URLも指定できるので自分のインスタンスに変更します。また、soapenv:Bodyタグ内を次のように変更します。
<soapenv:Body> <urn:create> <urn:sObjects xsi:type="urn1:Account" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"> <Name>Sample SOAP Account</Name> </urn:sObjects> </urn:create> </soapenv:Body>
あとは▶アイコンをクリックすればSOAP APIが実行されます。
これの場合は取引先のテストデータが登録されます。
以上がSoapUIをつかってSalesforceのSOAP APIを実行する手順です。SOAP APIの動作確認をしたいときなどはこのツールを使うと作業がしやすくなると思います。