Salesforce Development 2016 - Part 4です。Part1で記載しましたが、ページやクラス、静的リソース用のコードはGitで管理できるようにしていました。今回はメタデータもGitの管理対象に追加したいと思います。
ちなみにReactとVisualforceについてまとめたPart 3はこちらです。
Salesforceではオブジェクトやページレイアウトを始め、ほとんどの情報をメタデータで管理できる仕組みとなっています。なのでこのメタデータをダウンロードしてGit管理に追加すればカスタマイズ情報を管理できるはずです。
問題はメタデータの取得方法です。メタデータは種類だけでもこれだけのものが用意されています。カスタマイズを進めていくとファイル数がさらに膨大な数になります。
Force.com IDE, MaventsMateにもエクスポートする機能は用意されていますが、ファイル数が多くなっていくとエクスポート実行に時間が掛かってしまいます。
そこで便利なのがForce.com CLIです。このツールを使えば上記方法に比べて短時間でエクスポートできます。
次のコマンドでログイン、エクスポートを実行できます。
$ force login $ force export
Force.com CLIを利用するにはmetadataフォルダが必要になります。次のような感じでappフォルダの中に用意しました。
実行イメージです。
Force.com CLIを利用すれば効率よくSalesforceのメタデータを取得できました。ファイルが取得できたので後は普通にGitで管理できます。・・・メタデータを取得できても一部使い方が難しいものありました。メタデータで何ができて何ができないかは検証しておくといいかもしれません。