DreamHouseの日本語版が公開されました。
実際に自分の組織で動作確認できるパッケージが用意されています。インストールページに詳細な手順が記載されていました。
インストール手順
ざっくりこんな感じです。
1. 新しい Developer Edition 組織を作成
まずは新しいDev環境を用意します。
2. Lightning Experienceの有効化
3. 私のドメインの有効化
カスタムドメインが必要になります。
4. Enable App Builder for Lightning Experience (PILOT)のチェック
組織によってはLightning アプリケーションビルダーのページに『Enable App Builder for Lightning Experience (PILOT)』が表示されているみたいです。自分の組織には無かったのでスキップしました。
5. パッケージをインストール
パッケージをインストールします。インストールURLはDeamHouseのサイトに公開されています。『すべてのユーザのインストール』でインストールする必要があります。
6. パッケージインストール時の注意点
『すべてのユーザのインストール』でインストールする必要があります。
7. Lightning Experienceに切り替え
設定などから切り替えます。
8. Lightning LockerService セキュリティの無効化
Summer'16の場合..ということで重要な更新で無効化します。
9. アプリケーションの設定
アプリケーションの設定で、Property ExplorerタブをDreamHouseアプリケーションに追加します。
10. アプリケーションにアクセス
アプリケーションにDreamHouseが追加されています。
11. Data Import
Data Importタブを選択してInitialize Sample Dataボタンをクリックします。
12. インポート結果の確認
続いて、Brokersタブにアクセスします。Data Importがうまく実行されていればデモデータが用意されています。
同じく、Propertiesタブにアクセスするとデモデータを確認できます。
ナビゲーションの設定でサイドメニューにDreamHouseアプリのタブを表示するようにしておくとアクセスしやすくなります。
ただし、Lightning ナビゲーションのカスタマイズはWinter'17で廃止される予定です。
これで、DreamHouseアプリで必要なオブジェクトやデモデータの準備が整いました。DreamHouseアプリをつかうことでLightning開発やSalesforce1モバイル、Heroku、Bot、Slack連携などのアプリを試してみることができます。
それらのコードは基本GitHubで公開されています。今回の手順でSalesforceの組織を準備したら、それぞれのアプリのコードをGitHubから取得して試していくという流れになると思います。