前記事でApex開発のメリットについてまとめてみました。同じ項目更新処理でもノンコーディングでできることとApex開発で実現できることは異なりますという記事です。
今回はSalesforceでの開発でどのようなことができるかとコーディングの進め方を紹介します。(いろんなやり方がある中でのサンプルの一つぐらいで見てください。)
Apex開発で実現できること
Salesforceでの開発は大きく下記の内容となります。
- Visualforce = 画面の開発
- Apexトリガ = データ変更時に実行される自動処理の開発
- Apexバッチ = データを一括更新する処理の開発
- Apexスケジュールバッチ = Apexバッチを任意の時間に実行する処理の開発
- Lightning Component = 画面に差し込める部品の開発
Apex開発の中でも画面の開発が達成感を得やすいので、画面開発の例を紹介します。
Apex開発の進め方
Apex開発の始め方や進め方については開発者ガイドやTrailheadを見ましょう。というのが一番信頼できる情報ですが、多少間違っていても大丈夫という人向けにプログラミング時の流れのサンプルを紹介します。
Visualforce
Apexトリガ
Apexバッチ
上記の動画の補足についてはこちら。
Lightning Componentは落ち着いたらやろうと思っていましたが数年たった今意外となくても大丈夫だったり、Lightning Web Componentという新たなバージョンが誕生したりしてあまり触っていない状況です。(開発できるようにはなっておいたほうが良いです。)
Apex開発時の考慮点
以前、開発者コミュニティのAdventCalendarに投稿しているので紹介します。
開発者界隈でよく出てくるGitとかバージョン管理とか試したいという人にはこちら。
とりあえず上記リンク先で実際に動かすことはできると思います。(頑張って調べたけど思ったより使う機会はなかったかも。)
今はSalesforce DXという公式の仕組みも公開されていてみんなそっちを使っているみたいなのですが、DXの方は全然勉強できていなくて、どこかで勉強しなきゃいけないなと思ってます。
その他の押さえておきたいポイント
Salesforce World Tour Tokyo 2016のミニセッションでお話させてもらったときの資料。テストクラスのアンチパターンとかCommunity Cloud開発の考慮点とかも紹介してます。
まとめ
Apex開発で実現できることと進め方についてはだいたいこんな感じのイメージです。開発を選択肢に含めることで実現できることが大きく増えるので、コーディングは敵と終わらせるよりは開発できる人を確保する方がメリットがあると思います。