11月20日(水)ということでDreamforce2019の二日目でした。
事前の予定登録だと2日目の予定はこんな感じ。
朝8時のセッションに参加するにはホテルを7時頃には出れるようにしないといけなかったのですが、ちょっと間に合いませんでした。8時ちょっと過ぎに到着したので会場をブラブラすることに。
開発者向けのエリアにいくとちょうど面白そうなミニシアターがありました。Salesforce Blockchainのセッションです。SalesforceでもBlockchainをやっているという話は以前にも聞いたことがありましたが実際にどういうものかといった情報はみあたりませんでした。そのBlockchainについてのシアターセッションです。
まだ実際の利用方法は理解できていませんが、Blockchain BuilderやAPIが用意されているみたいです。これだけでもBlockchain周りの話が一気に身近になった気がします。
関連情報についてはこちら。(QRコードはQuipページへのリンクでした。)
気づいていませんでしたがTrailheadにもBuilderの話は出てたみたいです。
9時からはDeveloper Keynoteに参加しました。モスコーンウエストの3FのKeynoteルームです。3FにはTableauエリアなどがありました。
会場内にはアストロくんとコーディーもいました。踊ったり客席で周りの人に絡んだりしていて見ていて面白かったです。
Keynoteの内容も良かったです。下記の発表がありました。
新モバイルアプリ
これはWinter'20で利用可能なったモバイルアプリの話です。実際に利用できる状態になっています。
https://tyoshikawa1106.hatenablog.com/entry/2019/10/13/224130
Lightning Webコンポーネント
LightningのBaseコンポーネントがオープンソース化
サーバレスの話
セッション中はあまりわかっていませんでしたがこのあたりに関係した内容だと思います。
Salesforceの開発といえばApexですが、これからはJavaやNodeでも開発可能になるとのことです。
Salesforce API Portal
個人的にSalesforce APIは情報があまり多くない印象があったのですが、APIのPortalサイトがオープンするようです。デモで画面を見ましたがREST APIの使い方などがわかりやすくまとめられているように見えました。
Salesforce Blockchain
ミニシアターでもやっていたBlockchainの話です。Builderなどについて発表していました。
Local Development
Lightning Webコンポーネントに関する話だと思いますがローカル環境で開発できるようになっていくみたいです。
Data Mask
朝8時のセッションで情報があったとTwitterで知ったのですが、Full Sandboxの機能がLightning Full Sandboxにバージョンアップして、センシティブなデータを自動的にマスキングしてくれる機能がリリースされるみたいです。Full Sandboxの利用は大きめの組織になるので触る機会はなさそうかなと思いましたが、便利な機能だと思います。
マスキングのルールも設定で決められるみたいです。
リアルタイムのイベントモニタリング
最後はEinsteinのスマートスピーカーで締めてDeveloper Keynoteは終了でした。
2日目は基本製品キーノート中心に周ることにしました。時間に少し余裕があったので、ブース周りをしてみました。
Salesforce CMS
コミュニティービルダーの技術を使ったCMS製品です。以前、WordPressの競合的な感じとの情報も耳にしたことがあったのですが、あくまで、Community CloudやForce.comサイトのようにSalesforceの仕組みを活用したWebサイトを公開したいときに使える製品なのかなと思いました。(Wordpress程は柔軟性はなさそうな気もします。)
コンテンツ内容をSalesforceで管理できるようになり、トピックやチャネル、バージョン管理などが可能になっている製品のようでした。
その他のブース
ブースを周るときですが、基本的には他の参加者が話を聞いているのを後ろで見ませてもらうことでだいたいの雰囲気はつかめました。(人が集まっているブースがあるのでそこに混ざる感じ。)
Customer360に関するブースも出ています。前に名前を聞いたときには概念的なものだと思っていましたが、複数のサービスを統合するための仕組みとしていろいろ用意されているみたいです。
11時にはSales CloudのKEYNOTEを見に行きました。
Einstein
Einstein周りの機能がGAになったりBATAで公開されたりした話です。
Field Sales
最初聞いたときに似たような機能なかったっけと思いだしたのが「Field Service」です。「Field Service」がService Cloud向けの製品だったのに対して「Field Sales」はSales Cloud向けの製品になります。営業の人の外出管理を行いたいときに活躍する製品かなと思います。
Inside Sales
初日に行った日本語向けブースで教えてもらったインサイドセールス向けの申請の話もありました。
通話を録音できる仕組みも登場しました。コールセンター的なセールスチームが必要になる場合に便利そうです。
顧客事例など
Sales CloudのKeynoteはこんな感じでした。フィールドセールスやインサイドセールス用の新製品の話は聞けて良かったです。
KEYNOTEの後は再びブースめぐりへ。
Dreamforceではセッションルームやブースにいったりするとスタンプ(的な)ものが溜まっていき景品がもらえるクエストというキャンペーンをやっています。ここまでのブースめぐりでクエストの完了条件をほぼほぼ満たすことができました。
残っていたのがハンズオンのコーナー。Trailheadのクイックスタートに挑戦しました。
モバイルアプリのTrailhead Goでモジュールを進めてDreamforceバッチをゲットしたらクリア(多分)
セッション・ブース・ハンズオンとクリアしたことで無事に景品ゲットの条件を満たせました。
クエストの進め方
- Salesforce Eventモバイルアプリをインストール
- メニューからクエストのページにアクセス
- 自分のロールを選択。(Developer / Admin / Salesなど)
- セッションやブースに参加。参加記録のバッジスキャンをしてもらう
- ハンズオン参加(Quick Start / minihackなど)
- 条件を満たせたら景品をもらえます。
というところで午前中が終わりました。クエストは会場巡りやハンズオン参加のモチベーションにもなるので楽しむことができました。
- 続きは後日追記予定です。 --