Lightningで使えるの公開&リソースカレンダーを試してみました。
公開カレンダーは会社や部門での共通スケジュールを管理できる機能で、リソースカレンダーは会議室やプロジェクターなどの利用スケジュールを管理をするための機能です。
公開 &リソースカレンダーの作成方法
公開 &リソースカレンダーの作成方法です。まずは公開カレンダーですが公開カレンダーの新規作成ボタンからカレンダーを作成できます。今回は例として会社全体の行事などを管理できる全社カレンダーを作成してみます。
名前を入力して、有効チェックをつけて保存ボタンをクリックするだけで作成完了です。
作成後は共有ボタンをクリックしてユーザにアクセス権限を付与します。
社内ユーザ全員にアクセス権限を設定したい場合は公開グループのすべての内部ユーザを対象にすれば大丈夫です。
設定後はこんな感じ。用途に合わせて細かく権限を設定することも可能です。
続いてリソースカレンダーです。こちらもはリソースカレンダーの新規ボタンから作成します。作成→共有設定と手順は公開カレンダーと同じです。
こんな感じで設定完了です。
公開 &リソースカレンダーのアクセス方法
公開 &リソースカレンダーのアクセス方法です。カレンダーページで右側にある他のカレンダーの追加メニューから設定します。
ポップアップが表示されるので、最初は人を検索できますがアイコンをクリックすれば公開&リソースカレンダーを検索できます。
このように追加したいカレンダーを検索できます。
リソースカレンダーも同様に検索→追加できます。
こんな感じです。
追加後は色を設定しておくとカレンダーに表示された予定を確認しやすくなります。
カスタム色を選択から背景のテクスチャをつけたりも可能です。
これで公開&リソースカレンダーへのアクセスが可能になります。注意点としてはシステム管理者側での一括設定ができないようで各ユーザがカレンダーページで設定する必要があります。
公開&リソースカレンダーへの予定の追加
最後に公開&リソースカレンダーへの予定の追加方法です。登録された予定の確認だけなら上記のアクセス設定で可能ですが、カレンダーに表示したい予定の登録は下記のように行動の追加リンクから行います。
こんな感じ。
これで公開&リソースカレンダーへの予定の追加ができました。公開カレンダーのアクセス設定を行えばすべてのユーザがカレンダーページで予定を表示できます。
注意点ですが、任命先は個人のユーザではなく、公開カレンダーを設定する必要があります。そのため全社に共有したい個人の予定ではなく全社に共有する全体の予定を管理する使い方となります。任命先の指定なので行動の新規ページで切り替えて設定もできます。
また、ホームに表示される今日の行動には予定は表示されないのも注意点の一つです。あくまで予定はカレンダー内でのみ確認できます。
※リソースカレンダーの行動の追加について
リソースカレンダーの行動の追加についてですが、こちらはちょっと特殊で、「被招集者」の仕組みの有効化が必要です。
被招集者は行動のレイアウト設定で追加することで利用できます。
この機能を追加すると次のように複数の参加者を設定できます。
同様にリソースもこちらで選択できます。
登録結果はこんな感じ。参加者や利用するリソースが管理できています。
カレンダーにはこのように表示されます。自分の予定とリソースカレンダーの予定で2つ登録されるので通常はリソースカレンダーの表示はオフにしておくなどでもいいかもしれません。(会議室やプロジェクターなどの確認時にオンにするイメージ)
Lightningの公開&リソースカレンダーはこんな感じでした。