LightningのChatterFreeユーザとアプリケーション設定を試してみました。Chatter Freeユーザは取引先などのレコードへのアクセス権限が無いChatterのみが利用できるライセンスのユーザとなります。そのためカスタムアプリケーションを作成して割り当てることはできないため、基本はアプリケーションランチャーから各タブリンクにアクセスする仕組みとなっているみたいです。
アクセスできるタブは次のとおりです。Chatter関係のタブとごみ箱にアクセスできます。
カスタムアプリケーションの割り当てはできませんが、ログイン時に表示されるタブの管理は可能です。標準アプリケーションのSalesforce Chatterで管理されています。(同名のアプリケーションが2つありますが、片方は接続アプリケーションで別用途のものです。)
このような感じでナビゲーションバーに表示したいタブを指定します。ホームのタブは選択された状態となりますが、Chatter Free ユーザはアクセス不可となります。
プロファイルへの割り当ての指定が可能ですが、Chatter Freeライセンスのプロファイルは選択できません。自動でこのアプリケーションが割り当てされる扱いとなっているようです。
上記のSalesforce Chatterアプリケーションで設定したタブの並び順でChatter Freeユーザログイン時にタブが表示されます。
ちなみに表示するタブをホームのみにすると次のようになりました。
LightningのChatterFreeユーザとアプリケーション設定はこんな感じです。アプリケーション設定で非表示にしたタブはアプリケーションランチャーからはアクセス可能なのでアクセス不可設定の目的ではなくログイン時に必要な機能にアクセスしやすくする目的で利用できると思います。