テリトリーの設定の有効化を試してみました。
テリトリーの概要はこんな感じ。(Trailheadより)
営業テリトリーを定めれば、どの担当者がどの取引先や商談に割り当てられているかを簡単に追跡できます。テリトリーを効率的に管理することで、リソースを効率的に割り当てることになるため、売上や利益が最大となる可能性が高まります。さらに、テリトリー管理によってチーム内の健全な競争が促され、盛り上がります。たとえば、今四半期の目標を最初に達成するのは北東部と南東部のどちらのテリトリーかを競わせることができます。
設定ページから有効化できます。有効化時にApexクラスを動かしたりもできるみたいです。また無効化リンクも用意されていました。
有効化すると設定メニューが追加されます。
有効化後はテリトリー種別を作成します。個々のテリトリーを分類して定義する設定とのことです。
こんな感じ。
続いてテリトリーモデルの設定を行います。テリトリーモデルレコードは、テリトリー、ユーザ割り当て、取引先割り当てを結び付けるものとのことです。
こんな感じ。
次はテリトリーを作成します。テリトリーモデルの改装を表示ボタンから作成ページにアクセスできます。
作成結果です。
次は割り当てルールの作成を行います。
これで準備完了です。最後に有効化ボタンからテリトリーを有効化します。
有効化完了後には通知メールも届きました。
テリトリーアクセスレベルに記載されているとおり、このテリトリーの割り当て条件に一致する取引先へのアクセス権限をテリトリー割り当てユーザに付与することができます。
取引先の参照ボタンでテリトリーの対象となった取引先を確認できます。
おまけ
上記設定についてはTrailheadを見ながら試しましたが、割り当てルールの設定に少し誤りがありました。正しい設定のキャプチャは下記のとおりです。(ラベルに誤字があったのと比較の判定で「<」としていましたが「<=」が正でした。)