Nonprofit Cloud and Grantmaking free for 30 Days を試してみました。非営利クラウドの助成金作成機能の30日間無料トライアル組織です。
Trailheadのモジュールでトライアル組織を作成して試してみようという内容だったので流れで作ってみました。ちなみにモジュールの方はハンズオンチャレンジは無かったので作成しなくても進めることはできました。
対象のTrailheadはこちら。Experience Cloudに関する内容が中心です。
同時期に公開されたこちらのモジュールも同じ機能の話。こちらは社内向け機能が中心となっています。
トライアル組織作成後
フォーム送信後にしばらく経つとOmniStudio Metadata enabledという件名のメールが届きました。今回作成されたトライアル組織に対して必要な機能の有効化を行うための初期処理が実行されたという感じだと思います。このメールのあとまた少し経ってからいつものSalesforceにようこそメールがとどきました。あとは普通に初回ログイン操作をするだけです。
非営利クラウド組織へのログイン
初回ログインしたあと、まずはホームの画面を見てました。ホームの画面に表示されているのはアプリケーションランチャーのコンポーネント。組織内のアプリケーションを確認できます。表示内容をみたところ、けっこうな数の専用アプリケーションが用意されていました。
Experience Cloudアプリケーションも用意されていました。
とはいえアプリケーションランチャーからアクセスするにはユーザでログインの操作とかも必要になるので、試すなら設定から。2種類ありますが、GrantmakingPortalの方が今回のトライアルのためのアプリケーションです。
Experience Cloudのサンプルサイトにアクセス
ビルダーリンクをクリックして設定モードでアクセスします。
ここで気づきましたが、サンプルサイトの作成はデフォルトで用意されていますが、公開はまだの状態でした。なのでExperience Cloudサイトとしてアクセスするには公開の操作を実施してからとなります。
とはいえ、管理者がちょっと動かしてみたいという分にはプレビューモードで十分じゃないかなと思います。サンプルデータも用意されているのでリストビューを切り替えるなどでイメージ確認に必要な情報はチェックできます。
ナビゲーションはこんな感じ。
Experience Cloudの助成金提供テンプレート
サンプルサイトも用意はされていますが、今回のトライアル組織の目的は「助成金提供テンプレート」が利用できますというのがメインの話になるかと思います。なので実際に新規サイト作成から「助成金提供テンプレート」を選択してポータルサイトの構築を試してみるのが良いと思います。
非営利クラウドの助成金作成機能のデータについて
非営利クラウドの助成金作成機能ですが、様々なオブジェクトが用意されています。
プログラムオブジェクト
予算オブジェクト
・・・という感じでデータを登録して、助成金の管理、申請の受付、支出の管理といったことができるのが今回の機能になるようです。このあたりはTrailheadに操作例がまとめられているので、興味がある、必要としている場合はそれを見ながら動かしてみるのが良いと思います。(今のところ非営利クラウドの助成金管理の仕組み構築に関わることはなさそう。)
Nonprofit Cloud and Grantmaking free for 30 Days (非営利クラウドの助成金作成機能の30日間無料トライアル)はこんな感じでした。