Cloud9は開発環境をクラウド上に用意できる便利なサービスです。SignInするだけですぐに開発環境を用意することができます。
このCloud9ですが『Cloud9 for Salesforce』ということでSalesforce開発にも対応するようになったみたいです。(ベータ版となっています)
VisualforceとApex開発だけではなく、Lightning開発にも対応しています。
Sign in
ひとまずアカウントを作成してSign inする必要があると思います。Sign inページにはヘッダーのSign inリンクから移動できました。GitHubアカウントなどでソーシャルログインも可能になっていました。
パスワード入力や初回メールアドレスの登録など画面に従って進めていけば簡単にログインできました。
プロフィールアイコンはGravatarのサービスを利用して自動で取得してくれるみたいです。
Cloud9 Salesforce IDE - Connect Account
ベータ版だからか通常のWorkspace作成画面からはSalesforceのTemplateは選択できませんでした。上のCloud9 for SalesforceページのGET STARTEDボタンをクリックするとSalesforceへ接続を行うページにアクセスできます。
Connect AccountボタンをクリックするとSalesforceのログイン画面が表示されます。
画面の指示に従って認証作業を進めるとSalesforce開発用のWorkspaceが作成されました。これで開発環境の準備が完了したみたいです。
使い方
フォルダをクリックして対象のファイルを選択するとコードが表示されました。
編集後の保存は他の開発ツールと同じで『Ctrl + s』のキーで実行できます。試しにボタンのラベルを編集して実行してみました。
自分の試してみたときは保存処理に少し時間が掛かる感じでした。処理中は右上に『Syncing...』というメッセージが表示されました。完了後にSalesforceの方で確認してみたところ無事に反映されていました。
ちょっと面白そうな機能でPreviewのリンクがあります。これを利用するとCloud9のページから直接VisualforceページなどのPreview画面を表示できます。
最大化アイコンを選択すれば、小さいPreview画面ではなく実際のVisualforceページが別タブで表示されました。
Cloud9 for Salesforceはだいたいこんな感じでした。まだ他にもいろいろな機能が用意されていそうです。ベータ版ということもあると思うのですが、ちょっと保存処理に時間がかかる印象でした。これからもっと便利になっていくんじゃないかと思います。
それからYoutubeに動画がアップされていました。Cloud9 for Salesforceを開始する流れがわかりやすく確認できます。