TypeScriptのサンプルを試していると『d3.d.ts』というようなファイルがでてきました。これは何かなと検索してみるとTypeScriptで使える型定義ファイルとのことです。TypeScript内でD3の書き方を利用したりJQueryを利用したりする際に必要になるみたいです。
使用するにはtsdコマンドを利用できるようにしておくと便利みたいです。
$ npm i -g tsd
詳しい使い方はこちらが参考になりました。
まずファイルが存在するのか検索するには次のコマンドです。(D3を検索する場合)
$ tsd query d3
実際にインストールする場合はこんな感じ
tsd install d3 --save
これでインストールすると『tsd.json』ファイルが生成されます。
たぶんこの設定があればpackage.jsonみたいに『tsd install』だけでインストールできるんだと思います。
インストール先は『typings』フォルダ内です。
これでd.tsファイルの準備ができました。
型定義管理ツールTypingsについて
ここまで確認したところで、tsdが非推奨になったということを知りました。
基本的な使い方はtsdと同じみたいです。
$ npm install -g typings
次のコマンドで設定ファイルを生成できます。
$ typings init
生成されたファイルはこんな感じ
『typings/main.d.ts』をreference pathに指定して利用すればいいみたいです。
というところまでは確認できました。ちょっと試してみたけど、エラーが解決できなかったので今回はここまで。