開発者コンソールにはブレークポイントを設置してデバッグする機能がついています。これを利用すればSystem.debugを追加しなくてもその時点での値を確認することができます。
注意点として、Eclipseなどのブレークポイントとは異なり、確認時に一時停止することはありません。コードが実行された時点のHeap(変数の状態など)を保存し、後から参照出来る仕組みとなっています。
使い方
Apexクラスを開いて左の行ナンバーの辺りをクリックするとブレークポイントが設置されます。
設置後は実際にそのコードを実行します。開発者コンソールから実行しても大丈夫です。
コードを実行したらCheckpointsタブを選択します。
これでブレークポイント時点での変数が確認できます。
ヒープサイズなども確認できます。
コードを編集したりブレークポイントの位置を変更した後にもう一度確認したい場合は、先程と同じようにApexコードを再実行します。
再実行するとCheckpointsのところに新しいログが表示されます。
これで変更した変数名などが反映された結果を確認できます。