Lightning Experienceのカスタマイズを試していたのですがふと気づいたときに組織内に「FlexiPage1」や「FlexiPage2」といったLightningページが作成されている状態となっていました。
いつ作成されたのかなと確認したところ取引先や商談の画面をカスタマイズしたタイミングで作成されていました。
あまり意識していなかったのですがLightning Experienceのページをカスタマイズして保存するとき表示ラベル名と一緒にAPI名も登録できるようになっています。
API名といってもカスタム項目やレコードタイプのようにApexから操作することはほとんどないと思いますので、それほどシビアに管理しなくても良さそうですが、変更セットをつかってオブジェクト情報をリリースするときに影響がありました。
リリースするときはページレイアウトやカスタム項目など細かく分類分けされてリリースできますが、オブジェクトの情報をリリースしようとしたとき、Lightningページが作成されていないものをリリースしようとすると「FlexiPage1」が存在しませんといったエラーメッセージが表示されます。
リンクなどでどのページのことが原因はすぐに見つけることができますがやはりAPI名はしっかりと指定した方が管理しやすい組織となりそうです。
LightningページのAPI名をメンテナンスしようとしたとき、レコードの編集ページ機能からひとつずつ変更していくのも良いのですがその場合変更前のものが残っていないか確認するのが大変です。
この問題はLightning アプリケーションビルダーの設定ページで解決できました。この設定ページではAPI名と一緒に表示ラベルと種別を確認できます。
編集リンクをクリックすればレコード編集ページに移動できるのでそこでAPI名を変更して元の設定画面に戻ってくることが出来ます。
これでLightningページのAPIを効率よくメンテナンスできると思います。
API名をつけておくと変更セットやパッケージの作成作業もやりやすくなると思います。