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SFDC:Chatterの質問からケースを登録する方法

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Summer'16の新機能でChatterの質問からケースを登録できるようになりました。
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この機能を利用するには設定→ケース→サポート設定のページで有効化する必要があります。
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ページの下の方に「Salesforce で質問-to-ケースを有効化」のチェックボックスが用意されています。「コミュニティで質問-to-ケースを有効化」の方でコミュニティユーザでも利用できるようになります。
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次にフィード項目レイアウトの設定でケースにエスカレーションアクションを追加します。
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これでケースにエスカレーションアクションが利用できるようになります。
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これでChatterの質問からケースを作成することができました。
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また有効化後はプロファイル設定のケース 項目レベルセキュリティでChatterの質問項目が追加されます。これの権限を追加する必要があります。
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ページレイアウトに追加しておくと詳細ページから対象のChatterフィードに移動できるようになります。
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フィードタブからでもアクセスできますし、ナレッジ機能との連携も可能みたいです。
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Chatterの質問機能がどんどん便利になってきました。この機能は現時点ではSalesforce Classic専用機能となるみたいです。

参考

質問-to-ケースの設定


SFDC:Spring'17プレリリース環境でapex:sldsタグを試してみました

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Spring'17でapex:sldsタグが追加されたそうなのでプレリリース環境で試してみました。

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Use the Lightning Design System in Visualforce Pages


次のように宣言することでLightning Design SystemのCSSを適用してくれるタグです。静的リソースにアップロードする必要もなくなり便利そうです。

<apex:slds rendered="true" />


次のコードを用意して試してみました。
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<apex:page docType="html-5.0" sidebar="false" tabStyle="Account">
    <apex:slds rendered="true" />
    <div class="slds">
        <div class="slds-box">
            <apex:form id="form">
                <apex:input type="text" styleClass="slds-input" html-placeholder="Account Name" />
                <div class="slds-m-top--small">
                    <apex:commandButton value="Go!" styleClass="slds-button slds-button--brand" />
                </div>
            </apex:form>
        </div>
    </div>
</apex:page>


無事にLightning Design SystemのCSSを適用することができました。
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renderedオプションを保持しているので『rendered="false"』と宣言すればSLDSをOFFにできます。
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SLDSのバージョンですが2.1.3(コメントには2.1.2)が適用されていました。
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現在の最新は2.2.1なので一番最新バージョンが適用されるわけではないかもしれません。
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あとはフォントの読み込みがうまくいっていなさそうでした。(Salesforce Classicで確認)
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プレリリース版なので上記で確認したバージョンやフォントの読み込みは変更されるかもしれません。DE組織でちょっと動かしたいときにも便利そうなタグでした。

SFDC:モバイルアプリ『Limits Monitor』を試してみました

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Salesforceのモバイルアプリ『Limits Monitor』を試してみました。
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Limits Monitor on the App Store


データストレージやAPI実行数など組織の利用状況を確認できるアプリです。開発者向けというよりは運用組織で意図しないレベルの消費をしていないか監視できるアプリだと思います。

使い方

iPhoneで利用できます。
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初回起動時に利用規約が表示されます。
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いつものログインページが表示されます。ログインすると認証ページも表示されます。
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ログインするとつぎのように利用状況の一覧が表示されます。
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右上のEditで不要な監視対象を除外したりできます。
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左上のSettingで細かい設定を行います。
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一覧から対象をタップすると詳細ページが表示されます。
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運用開始後にデータストレージを消費しすぎていたり、意図せずAPI制限ギリギリの実行をおこなっていないかチェックするができて便利だと思います。

SFDC:LEXのお気に入り機能を試してみました

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Spring'17のプレリリース環境でLightning Experienceのお気に入り機能を試してみました。
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Salesforce で頻繁に使用する項目へのショートカットで、レコード、ダッシュボード、または任意の場所で星をクリックすることで利用できるみたいです。


レコードにアクセスするとガイドが表示されました。
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手順を確認のリンクをクリックするとこのウォークスルーは用意されていませんとエラーメッセージが表示されましたが、利用方法は右上の★をクリックするだけです。
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こんな感じ。
f:id:tyoshikawa1106:20170115182709p:plain

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レコードに限らず様々なページを登録できます。
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中にはサポートされていないページもありました。
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編集リンクから削除や並び替えができるみたいです。
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任意の名称を指定することもできました。
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お気に入り機能の詳細はリリースノートに記載されています。
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Salesforce Spring ’17 Release Notes

SFDC:Spring'17 リリースノートが公開されました

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Salesforceの次期バージョン『Spring'17』のリリースノートが公開されました。本番環境への適用は2017年2月12日を予定しているとのことです。

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Salesforce Spring ’17 Release Notes


リリースノートの日本語化はまだですが、Success Communityで要点をまとめたスライドが公開されています。
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Success Community リンク


英語ですがSpring'17新機能ページも用意されています。
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Release Resources: Release Notes & New Features - Salesforce.com


開発者向けに機能紹介LIVEもあったみたいです。(ページの読み込みに少し時間がかかるかも)
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1月18日にはSpring'17 新機能速報ウェブセミナーも予定されていました。
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あとはYoutubeにも動画が公開されたりもしています。


新機能についての情報がいろいろなところで確認できるようになっていました。

SFDC:Chatterフィード追跡とメール通知について

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Chatterフィード追跡の機能を利用すればレコード更新時にレコードフィードに更新内容が自動投稿されます。
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この投稿はメール通知されませんが、メンション付きのコメントなど条件を満たせばメール通知が行われます。
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細かい条件は私の設定で管理されます。
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この機能のポイントですがアクセス権限のないユーザにはもちろん送信されません。もしうっかりメンションしようとしても次のようにメッセージが表示されます。
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Chatterフィード追跡とメール通知についての仕組みはこんな感じとなっています。

SFDC:商談とケースの関連リスト

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商談にはケース関連リストを表示する仕組みが用意されています。ですがケースには商談参照項目は存在しません。そのため商談のケース関連リストには新規作成ボタンが用意されていません。

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商談のケース関連リストですが商談に紐付く取引先と取引先責任者のケースが自動で表示される仕組みとなっています。ケースには質問やお問い合わせの情報を登録していくので基本的にはどの商談に対してのお問い合わせかというよりは、どの顧客のお問い合わせかを管理することを目的としているのだと思います。


ちなみにケースに商談参照項目をカスタム項目で用意する案もありますが、試してみたところ標準のケース関連リストとは別の関連リストになってしまいイマイチなのと、この方法で用意した関連リストでも新規作成ボタンを表示することができませんでした。

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商談のケース関連リストは標準でできる範囲で利用するのが良さそうです。

SFDC:Tokyo Salesforce Developer Group 2017 新年会に参加しました

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先日、1月25日に開催されたSalesforce DG Tokyo 2017新年会に参加しました。
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2017 新年会 - Tokyo Salesforce Developer Group (東京都) | Meetup


場所はJPタワーにあるSalesforceさんのオフィスです。Salesforceのマスコットたちの写真が飾られていました。

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今回は個人取引先ネタでLTをやらせてもらいました。
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LTと今年の抱負の話をしてパーカーとアストロくんを貰おうというキャンペーンがあったので両方に参加して頂くことができました。Salesforceさんありがとうございます。
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またお寿司もごちそうになりました。おいしかったです。
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新年会ですが、開発者コミュニティの人たちやSaesforceの中の人たちとお話できて楽しかったです。今個人的にCommunity Cloudが気になっているのですが、その製品をつかっている人とお話をすることもできて勉強になりました。参加して良かったです。


次回、Tokyo Salesforce Developer Groupでは3月にMeetup#14が予定されています。

LTの補足

個人取引先ですが利用するにはSalesforceのサポートに連絡して有効化する必要があります。Developer環境では利用できないと思いますので、プロジェクトで必要にならないとあまりさわる機会がない機能です。今回は導入検討でSandbox環境で有効化してみたので、そのときのことをお話させてもらいました。


個人取引先を利用するにあたり次の2つの仕様が悩みどころだと思っています。

  • DE組織で検証できないのと情報があまり多くない。
  • ストレージ消費数が3レコード分 (取引先、取引先責任者、連結用レコード?)
  • 既存機能の影響は?


ストレージを多めに消費する仕組みを使わなくても取引先と取引先責任者で管理すればいいかなとも思っていましたが、やはり同じ情報を2箇所に登録する運用ルールは効率的ではなさそうです。


引っ越しによる住所や電話番号の変更、担当スタッフの変更による所有者の切り替えなど一度登録した後にも再度編集する必要が発生すると思います。その際にどうしてもデータの変更忘れが出てくると思います。


B2C顧客の場合、重要なのは取引先責任者の方で取引先側はあまり重要ではありませんが、正しい情報を登録してきちんと管理することで必要になったときに活用できるようになると思います。


個人取引先を有効化することでデータを一箇所で管理できるようになり、データ入力を行う人達の負担を減らすことができると思います。またレポートやダッシュボードで分析が必要になったときも整理された情報をつかって分析できるかなと思います。


ということでストレージを多めに消費するというデメリットを考慮しても導入するメリットはあると思います。もうひとつ既存機能の影響ですが、個人取引先は裏で取引先レコードと取引先責任者レコードが存在している状態となります。有効化しても主従/参照項目に影響はありませんでした。


個人取引先のレコードは通常取引先オブジェクトとして扱われます。ですが取引先責任者レコードIDも保持しているのでそのIDにアクセスしても個人取引先のレコードにアクセスできます。


SOQLクエリでレコードを取得することも可能です。姓と名項目はinputFieldで入力欄を表示できませんが、inputTextで十分代替できると思います。


大きな問題点として個人取引先レコードをApexから登録する際には取引先名(Name)ではなく姓と名項目の方に値をセットする必要があります。このあたりは既存のデータ登録機能に影響を与える部分だと思います。


今回は確認していなかったのですが既存のレポートやダッシュボードに影響がないかも注意しておいたほうが良さそうです。(レポートタイプが変更されるかも..)


既存部分に多少の影響は与えてしまいますが、標準機能とApex側のどちらでも個人取引先導入対応に問題はなさそうでした。


ですが一箇所だけ大きな注意点があります。「コミュニティユーザとして有効化済みの取引先責任者は個人取引先に変換できない」という点です。


Sandbox環境で検証を進めてみてこれなら本番環境に導入できそうと考えていたところで、最後のこの仕様があることが判明して導入を諦めることになりました。既存データはそのままで新しいデータだけ個人取引先で運用する方法もなくは無いですが、管理方法が途中から変わるのは利用者の混乱を招くことにつながると思います。


基本的に個人取引先はシステム構築の一番最初に導入を検討する必要がありそうでした。SWTT2016に参加したときに知ったのですが個人取引先はFinancial Service Cloudに組み込まれていたりもしていたので今後特定のSalesforce製品を導入するときに必要になるかもしれません。補足ですが個人取引先導入を断念した後はApexトリガをつかって取引先責任者の情報と取引先の情報が同期される仕組みを用意して対応しておきました。

個人取引先とApexのサンプルコード


プロが教えるレスポンシブWebデザインの本を読んでみました

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モバイルに対応するCSSのサンプルコードがほしかったのでKindleで発売されていた「プロが教えるレスポンシブWebデザイン 現場のメソッド レイアウト・UIのマルチデバイス対応手法」という本を読んでみました。
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本の内容

■Chapter1 基本の確認
レスポンシブWebデザインの基本/アクセシビリティの確保/jQueryについて ほか
■Chapter2 レイアウト
1カラムレイアウト/2カラムレイアウト/CSS Flexible Box/タイルレイアウト
■Chapter3 ナビゲーション
アコーディオン/リスト/パンくずリスト/ドロワー/タブナビゲーション ほか
■Chapter4 ギミック
カルーセル/モーダルウィンドウ/スムーズスクロール
■Chapter5 フォーム
フォームのスタイリング/バリデーション/郵便番号検索
■Chapter6 細かなテクニック
要素の高さを揃える/画像のトリミング/画像の遅延読み込み
■Chapter7 API・外部サービスの活用
Googleマップ/Googleカレンダー/Microsoft翻訳/YouTube ほか


CSSをつかったモバイルにも対応するレイアウトの実装方法やjQueryをつかったアコーディオンメニュー、パンくずリスト、モーダルウィンドウの実装方法が紹介されています。また郵便番号検索や画像のトリミング、Google APIの使い方も紹介されていました。


個人的にはタイルレイアウトと郵便番号検索の実装方法が確認できたのがよかったです。他のサンプルも実践で利用できるコードばかりだと思います。

画面サイズに合わせてカラム数の変更

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タイルレイアウト

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アコーディオンメニュー

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パンくずリスト

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ドロワーメニュー

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タブメニュー

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ページング

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郵便番号

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GoogleマップAPI

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Font Awesome

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ざっくり目を通しただけですがこれってどうやるんだろうと思っていた表現のサンプルコードが手に入ったので、すごくいい本だと思います。

SFDC:apex:sldsとapplyBodyTagの関係

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Spring'17で新しく利用できるようになったapex:sldsの話です。apex:sldsを利用するとVisualforceページにLightning Design SystemのCSSを適用できるようになります。※このタグを利用するにはAPIバージョンが39.0以上の必要があります。

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apex:sldsのタグですがapplyBodyTag="true"の状態で利用する必要があります。"false"にするとSLDSのCSSが適用されなくなりました。
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standardStylesheets="false"を宣言するときはapplyHtmlTagとapplyBodyTagも"false"で宣言することが多いと思いますので意識しておいた方がいいかもしれません。


今回試したのはPre-Release環境です。そのためもしかすると正式リリース時には変更されている仕様かもしれませんが、sldsタグを宣言してもCSSが適用されないというときはこの部分を確認してみると良さそうです。

関連記事

SFDC:apex:sldsとapplyBodyTagの関係

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Spring'17で新しく利用できるようになったapex:sldsの話です。apex:sldsを利用するとVisualforceページにLightning Design SystemのCSSを適用できるようになります。※このタグを利用するにはAPIバージョンが39.0以上の必要があります。

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apex:sldsのタグですがapplyBodyTag="true"の状態で利用する必要があります。"false"にするとSLDSのCSSが適用されなくなりました。
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standardStylesheets="false"を宣言するときはapplyHtmlTagとapplyBodyTagも"false"で宣言することが多いと思いますので意識しておいた方がいいかもしれません。


今回試したのはPre-Release環境です。そのためもしかすると正式リリース時には変更されている仕様かもしれませんが、sldsタグを宣言してもCSSが適用されないというときはこの部分を確認してみると良さそうです。

関連記事

SFDC:Spring'17の選択リスト型項目とAPI参照名

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Spring'17から選択リスト項目にAPI名という仕組みが追加されました。
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一意のAPI名を設定することでリスト値の表示を変更してもApex側に影響がでないようにするための仕組みだと思います。次のようにリスト項目にAPI名をセットしてINSERTすれば登録処理を実行できます。
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ボタンをクリックしてINSERTを実行すると・・・
f:id:tyoshikawa1106:20170129191219p:plain


選択リスト項目にAPI名に紐付くラベルが登録されます。
f:id:tyoshikawa1106:20170129191317p:plain


もしAPI名ではなくラベルをセットしてINSERTすると・・・
f:id:tyoshikawa1106:20170129191437p:plain


下記のエラーとなります。
f:id:tyoshikawa1106:20170129191529p:plain

Insert failed. First exception on row 0; first error: INVALID_OR_NULL_FOR_RESTRICTED_PICKLIST, ~ : 制限つき選択リスト項目の値が不適切


このエラーの回避方法として「値セットで定義された値に選択リストを制限します。」のチェックをはずすとラベル値の指定でも登録できました。
f:id:tyoshikawa1106:20170129191712p:plain

f:id:tyoshikawa1106:20170129191748p:plain


選択リストのAPI名ですがユーザが自由に変更できないように設定することも可能みたいです。
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Spring'17は2017年2月にリリースされます。現在のWinter'17では利用できない機能です。Spring'17になっているSandbox側で対応してWinter'17にリリースしてしまうとエラーになってしまうと思います。またバージョンアップ時に既存機能に影響が出やすい場所だと思いますので注意してチェックしておいた方が良さそうです。もしこの機能周りでトラブルに遭遇したら「値セットで定義された値に選択リストを制限します。」のチェックを外して応急処置できると思います。

追記

API参照名ですがデフォルトで日本語がセットされると思います。これは一時的にセットされるもので本格的に利用する場合は英数字で指定して利用する仕様となっています。導入時には必ず英数字に指定してから利用を開始しましょう。
f:id:tyoshikawa1106:20170129201034p:plain

サンプルコード

検証用のサンプルコードです。APIバージョンは39.0で利用できます。

<apex:page controller="SampleVFController" showHeader="true" sidebar="false">
    <apex:slds rendered="true" />
    <div class="slds">
        <div class="slds-m-around--small">
            <apex:form id="form">
                <apex:commandButton value="よい" styleClass="slds-button slds-button--brand" action="{!doSaveType1}" reRender="form" />
                &nbsp;
                <apex:commandButton value="ふつう" styleClass="slds-button slds-button--brand" action="{!doSaveType2}" reRender="form" />
                &nbsp;
                <apex:commandButton value="わるい" styleClass="slds-button slds-button--brand" action="{!doSaveType3}" reRender="form" />
            </apex:form>
        </div>
    </div>
</apex:page>
public with sharing class SampleVFController {

    public Sample__c sample {get; set;}

    /**
     * コンストラクタ
     */
    public SampleVFController() {
        this.sample = new Sample__c();
    }

    /**
     * 保存処理①
     */
    public PageReference doSaveType1() {
        this.sample.SampleList__c = 'よい';
        insert sample;
        return new PageReference('/' + this.sample.Id);
    }

    /**
     * 保存処理②
     */
    public PageReference doSaveType2() {
        this.sample.SampleList__c = 'Normal';
        insert sample;
        return new PageReference('/' + this.sample.Id);
    }

    /**
     * 保存処理③
     */
    public PageReference doSaveType3() {
        this.sample.SampleList__c = 'Bad';
        insert sample;
        return new PageReference('/' + this.sample.Id);
    }
}

SFDC:Visualforce × 郵便番号検索を試してみました

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Visualforce × 郵便番号検索を試してみました。
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デモ動画


この郵便番号ですが、「プロが教えるレスポンシブWebデザイン 現場のメソッド レイアウト・UIのマルチデバイス対応手法」という本で紹介されていたサンプルの1つをVisualforce用にカスタマイズしたものです。


jQueryとYubinBangoというライブラリを利用して作られています。


短時間で検索でき、対象によっては建物名と階数まで取得できました。郵便番号検索はいろいろな場面で役立つ機能だと思います。

サンプルコード

SFDC:Chatterメッセージのアクセス権限管理と削除の方法

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Chatterメッセージのアクセス権限管理と削除の方法についてです。
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他のユーザのメッセージは通常アクセスできませんが、「Chatter メッセージの管理」権限を追加すると確認できるようになります。「Chatter メッセージの管理」権限はシステム管理者プロファイルでも付与されていません。基本的には権限セットをつかって付与することになります。
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このあたりについてはヘルプページにまとめられています。

ユーザの Chatter メッセージの定義に関するガイドライン


メッセージのアクセス権限付与は上記のとおりです。続いて削除についてです。メッセージはSOAP APIでのみ削除することができます。そのためデータローダをつかって削除できるみたいです。英語ですが下記ページにまとめられています。

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How do I delete my chatter private messages? - Answers - Salesforce Success Community


最後にChatterメッセージですがSpring'17でサポートが終了されるみたいです。オブジェクトが無くなったりはしないみたいなのでしばらくはそのまま利用できると思いますが次の連絡手段を用意しておいた方がよさそうです。

Chatter Messenger: Spring '17 で廃止

SFDC:Community Cloud Webセミナーで学ぶ運用の基礎について


SFDC:Chatterのフォロー上限数について

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Chatterのフォロー機能ですが最大500件までと上限が決まっています。この上限を超えるとフォローの際に「すでに最大数のレコードを登録しています。別のレコードの登録を解除してからもう一度お試しください。」とエラーメッセージが表示されるみたいです。この上限はSalesforce の制限クイックリファレンスガイドで確認できました。
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Salesforce の制限クイックリファレンスガイド


自分がフォローしているレコード数ですがプロファイルページで確認できます。
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すべて表示のリンクをクリックするとフォロー一覧が表示されますが、その際にオブジェクト毎にグループ分けして表示できます。
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この機能をつかってフォローを解除していくことが可能です。ちなみに380件程あったフォローを1つずつ解除していって30件ほどになるように対応してみたのですがだいたい20分ぐらいで対応できました。


レコードのフォローですが、私の設定にある「作成したレコードを自動的にフォローする」にチェックがついていると自動でフォローされる仕組みとなっています。便利なオプションですが上限が決まっているので状況に合わせて利用するのが良さそうです。
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フォローの一括解除機能は標準では用意されていなさそうですが、Smart Follow Listという便利そうな製品があるみたいです。
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フォロー件数の上限に達した! | Salesforceサービス | NCD


実際に試してはいないのですがAppExchangeで公開されていました。
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フォロー一括解除ツール Smart Follow List


フォロー上限の制約ですがIdeasで緩和の要望が上がっていました。
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Raise the Chatter follower limit-Chatterのフォロー上限の緩和


コメントに記載がありましたがもうひとつのページでも要望が上がっていてそちらが本体みたいです。
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Increase number of Chatter Objects one can Follow - Ideas - Salesforce Success Community


緩和して欲しい人はこちらの投票に参加すると良さそうです。ただ500件以上フォローできたとしても全件が活発に更新された場合、ちょっと追いきれないような気もします。


Chatterのフォロー上限数についてはこんな感じのルールとなっていました。

SFDC:LockerService有効化に伴うHeadマークアップのセキュリティ向上とtitleタグについて

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LockerServiceが有効になっている場合にページの head マークアップで使用できるタグ、属性、値が制限されるようになります。
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ページのHeadマークアップのセキュリティの向上


LockerService が有効になると、無効なタグ、属性、値を使用している head は無効になるのですが、その中でよく使われていそうなタグとしてtitleタグがあります。"許可される属性はありません。"と記載がありますのでtitleタグは利用できなくなると思います。


LockerServiceですがSummer'17で有効化されるようになっているのでそれまでに対応しておいた方がいいみたいです。

SFDC:Salesforce Success Communityのログインページについて

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Salesforce Success Communityのログインページといえばこちらのページが用意されています。
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Salesforce Success Community


ここからログインすると英語版のSuccess Communityページに移動します。Collaborationを選択しても自分のフィードが表示されるだけなので、日本向けSuccess Communityグループに移動するにはグループを選択しなくてはなりません。
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そういうものかなと思っていたのですが、ログイン後にすぐ日本向けSuccess Communityのカスタマーグループへ移動したい人向けに次のページが用意されていました。
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Success - カスタマーサクセス 日本


こちらただの紹介ページではなくログインすると日本のグループに移動するようになっています。
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ログイン後に英語のサクセスコミュニティが表示されるのは嫌だという方はこちらのページをブックマークしておくとログインしてすぐ日本のグループに移動できて便利そうです。

※ログインはJoin the Conversationボタンから行って下さい。

SFDC:Spring'17 - 開発者コンソールとコードカバー率表示の制限の緩和

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Spring'17で開発者コンソールのコードカバー率の結果の表示件数の増加ということで制限が緩和されました。

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開発者コンソールのコードカバー率の結果の表示件数の増加


今までは開発者コンソールでテスト実行後にカバー率を確認しようと思っても2,000 行までしか表示されませんでした。Spring'17で制限が緩和され、2,000 個を超える Apex クラスおよびトリガがあっても、開発者コンソールですべてのコードカバー率の結果を表示できるようになりました。


この制限に引っかかって困る機会はなかったので存在自体気づいていませんでしたが、便利になってよかったと思います。

SFDC:Spring'17 - FlexiPageリソースの廃止対応

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FlexiPageリソースは API バージョン 39.0 で廃止されたみたいです。注意点として以前のすべての API バージョンからも削除されると記載があります。

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削除されたリソース: FlexiPage


このFlexiPageをつかったことは無かったのですが、Salesforce1用のページを作成できる機能だったと思います。SOAP APIのdescribeFlexiPages() と DescribeFlexiPageResultも一緒に利用できなくなりました。

Spring'17 - SOAP API


過去バージョンも含め FlexiPageのすべてが廃止されたと思ったのですが、メタデータ API および Tooling APIでは引き続き取得できるみたいです。使ったことがないので今後も問題なく作成したり利用したりできるのかちょっと不明ですが、こういったことがリリースノートに記載されていました。

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