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SFDC:フィード追跡の無効化とレコードフィードの投稿履歴

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Salesforceではフィード追跡の有効化機能を利用することでレコードに紐付く形でChatter投稿を行うことができます。
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便利な機能ですが、必要もないのに有効化すると、本来投稿するべき他のレコードフィードと勘違いして投稿してしまうケースがあったりすると思います。なので利用目的が無い場合は無効化しておいた方が余計な混乱を防ぐことに繋がる場合もあると思います。


フィード追跡の無効化を行おうとした際に1つ気になる点がでてきました。。投稿済みのレコードフィードの扱いです。無効化後はChatterフィードの部分が非表示になるので投稿自体が見えなくなるのは想定通りなのですが、無効化後にどうしてももう一度確認したい投稿がある...となったときに復旧できるのか気になりました。


ということで設定画面からチェックを外して無効化を行い・・・
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Chatter投稿が見えなくなることを確認します。
f:id:tyoshikawa1106:20170614162800p:plain


その後、再度フィード追跡を有効化して・・・
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再表示されたChatterフィードを見てみると・・
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無事に過去の投稿も表示されました。


もしかすると無効化後に何日経過すると非表示になるという可能性もありますが、基本的には無効化しても投稿したいが消えるわけではなく、再度有効化したタイミングでと投稿を再表示できるみたいです。


SFDC:データローダとダブルクォーテーションエラーの対応方法

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データローダでデータ取り込み時に下記のエラーに遭遇することがあると思います。

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Found unescaped quote. A value with quote should be within a quote


こちらのエラーが発生する原因にダブルクォーテーションの有無が関係していることがあります。データローダでは値の中にダブルクォーテーションが含まれている場合、一手間加える必要があります。


例えば次のようなデータの場合・・・

取引先名,コメント
株式会社サンプル,これは"サンプル"です。


ダブルクォーテーションの部分を次のように変更する必要があります。

取引先名,コメント
株式会社サンプル,これは""サンプル""です。


もしダブルクォーテーションが末尾部分に掛かっている場合は、その値全体を別途囲う必要があります。

取引先名,コメント
株式会社サンプル,"これは""サンプル"""


データローダでエラーが発生したときはダブルクォーテーションの有無をチェックしてみるといいと思います。


このルールについてはヘルプにまとめられています。f:id:tyoshikawa1106:20170617133147p:plain

help.salesforce.com

SFDC:重複管理でデータ品質の向上

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Trailheadの重複管理をやってみました。
trailhead.salesforce.com


重複管理は下記オブジェクトをサポート

  • 法人取引先
  • 取引先責任者
  • リード
  • 個人取引先
  • カスタムオブジェクトから作成されたレコード

※標準オブジェクトは一部のみ

重複管理機能のキーワード

一致ルール

重複レコードを識別するための一致条件。
Salesforce には、法人取引先用、取引先責任者およびリード用、個人取引先用の 3 つの標準一致ルールが付属しています。他の一致ルールも簡単に作成できます。

重複ルール

Salesforce が一致ルールを使用する時期、および重複が発生したときにとるアクションを決定します。
重複管理を設定する方法によっては、重複を作成しそうになると営業担当にアラートが表示されます。または、営業担当は重複の作成をブロックされます。
会社が Spring ’15 以降に Salesforce の使用を開始した場合、法人取引先、取引先責任者、リード、個人取引先用の標準重複ルールが提供されています。

取引先責任者のメールアドレスチェックを試してみる

設定→一致ルール
f:id:tyoshikawa1106:20170617140504p:plain


オブジェクトで取引先責任者を選択
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名前と条件を指定
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作成されたタイミングは無効の状態です。
f:id:tyoshikawa1106:20170617140755p:plain


条件に問題が無いことを確認してから有効化します。
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一致ルールが作成されると重複チェックの条件指定が行われました。続いて重複発生時の対応を指定します。設定→重複ルールを選択します。
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設定画面はこんな感じです。
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一致ルールは細かく設定できます。

取引先責任者の比較対象

比較対象をリードに変更したりできます。

一致ルール

先程作成した一致ルールを選択します。


最後に有効化して完了です。
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これで取引先責任者を登録時に既に存在しているメールアドレスを入力しているとアラートが表示されます。
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アラート内のリンクをクリックすると対象の既存レコードを確認することができます。
f:id:tyoshikawa1106:20170617141950p:plain


この取引先責任者を開くのリンクをクリックするとその場で既存レコードページに移動できます。(登録しようとしていたデータはクリアされます)
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アラート表示を確認後に再度保存ボタンをクリックすると保存処理を実行できます。
f:id:tyoshikawa1106:20170617142221p:plain

設定時の注意

一致ルールですが有効化中は編集することができません。内容を変更したい場合は一度無効化する必要があります。一番左側に表示されているのは削除なので誤って削除しないように気をつける必要があります。
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また、重複ルールも無効にしておく必要があります。
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一致ルールですが、ANDやOR条件で複雑な条件にも対応できます。
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SFDC:自動活動キャプチャでGoogleまたはOffice 365の利用ログ集計

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Salesforceの活動履歴は顧客にどのようなアクションをおこなったかを記録できる便利な機能ですが、手入力は時間が掛かるのでできれば自動化したい部分です。Inbox または Sales Cloud Einsteinライセンスを契約することで、自動活動キャプチャの機能を利用できるようになるみたいです。
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こういった情報をレポートで集計することで業務分析が可能になります。
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参考

SFDC:プロフィールのデフォルトアイコン変更について

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Summer'17でユーザのデフォルトアイコンが変更されました。今まで人のアイコンでしたがSalesforceのマスコットキャラクタが表示されるようになっています。

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この機能はLightning Experienceでのみ有効化されます。Salesforce Classicを利用している場合は今まで通りのアイコンが表示されます。
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会社システムのアイコンとしては少しかわいい感じですが、基本的には社員の顔写真をきちんと設定しましょうという方針なんだと思います。


個人的に少し気になったのはCommunity Cloudユーザへの影響です。Community Cloudは社外の人が利用するため基本的には顔写真は設定されないと思います。社内と違って理由や事情を説明する機会もなさそうかなーと考えていたのですが、確認してみたところ、Lightning Experienceでのみ有効化される仕様となっているためCommunity Cloudユーザへの影響はありませんでした。
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その他の影響の無い部分

Chatterグループのアイコンには影響ありませんでした。
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Chatterフィードに表示されるアイコンにも影響ありませんでした。
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所有者項目に表示されるアイコンにも影響ありませんでした。
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ということでこの変更はユーザのプロフィールページと右上のアイコン部分だけで、普段目にする場所には影響はなかったみたいです。

SFDC:Trust Notificationを試してみました

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Salesforce Trustの更新状況の通知メールを受け取れるTrust Notificationが6月15日にリリースされたとのことで、試してみました。

1. Salesforce Trustにアクセス
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Trust Status


2. 対象のインスタンスを選択
自分の組織のインスタンスを選択します。
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私のドメインを有効化していてインスタンスが確認しずらいときは、私のドメインボタンから検索することができます。f:id:tyoshikawa1106:20170617202220p:plain


3. 画面右上のsubscriptionボタンをクリック
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4. メールアドレスと言語を選択して登録ボタンを押します。
f:id:tyoshikawa1106:20170617202809p:plain


通知内容はカスタマイズできるみたいです。
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これで登録完了です。破棄ボタンがありましたがポップアップをクローズできるボタンでした。f:id:tyoshikawa1106:20170617202912p:plain


指定したメールに登録完了メールが届きました。
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登録後に設定を変更したい場合はTrustサイトのNotificationメニューからできるみたいです。
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メールアドレスを入力すると設定ページへのリンクがメールで届きます。
f:id:tyoshikawa1106:20170617203225p:plain

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リンク先のページで通知対象のインスタンスを選択したり、オプションを変更したりできるみたいです。f:id:tyoshikawa1106:20170617203500p:plain

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SFDC:Salesforce パートナーコミュニティについて

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TrailheadのSalesforce パートナーコミュニティモジュールをやってみました。
trailhead.salesforce.com


Salesforceのパートナー向けのコミュニティについて学ぶことができます。

  • Salesforce のパートナーになるとはどういうことか?
  • ビジネスパートナーシップの締結は大仕事
  • 詳細はお任せください
  • Salesforce のパートナーになるにはどうすればよいか?
  • パートナーは何をするのか?


コンサルティングパートナーとISVパートナーの違いについての説明がありました。

Salesforce のパートナーになるとどのような利点がありますか?
  • 長年使用されてきた実証済みの条件および契約書を用いてパートナーシップを締結する。
  • Salesforce パートナーの大規模なコミュニティにアクセスできる。
日常業務に Salesforce を導入する企業をサポートするビジネスを開業する場合、Salesforce のどのパートナーシップが最も適していますか?
  • コンサルティングパートナー。Salesforce プラットフォームに関する専門的なアドバイスを提供できるため
次のうち、ISV が行うことはどれですか?
  • アプリケーションを構築して AppExchange で販売する。


またパートナーコミュニティの参加方法も紹介されています。
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Sales Central for Partners で営業研修、業界、デモなどの情報や資料を見つけることができる仕組みがあるそうです。
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Sales_Central


チームとして参加することでより便利に利用できるみたいです。
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SFDC:Salesforce Partner CommunityのJoin Nowボタンを試してみました

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TrailheadでSalesforceパートナーコミュニティのモジュールをやっていたところ、Developer Edtionのアカウントでも参加できると記載があったので、Salesforce Partner Communityに参加してみました。

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Salesforce Partner Community


JOIN NOWボタンから参加することができます。
f:id:tyoshikawa1106:20170617212111p:plain

Chromeの日本語翻訳で訳してみた所こういった内容っぽかったです。
f:id:tyoshikawa1106:20170617212215p:plain


次の画面でSalesforceにログインします。
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ログインすると企業としてパートナープログラムに参加するかを確認されます。
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・・ということでDeveloper Edtionアカウントで参加はできますが、参加単位は個人ではなく、企業単位となります。個人では進めない方が良さそうですので今回はここまで。個人でコミュニティに参加したい場合はSuccess Communityを利用すればいいみたいです。


SFDC:Chatterストリームで特定条件の投稿表示

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Lightning ExperienceのChatterストリーム機能を利用することで特定の条件に一致する投稿を確認しやすくなります。
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設定項目は3つです。

  • ストリーム名
  • フォローするレコード
  • 私に通知 (あり or なし)

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設定後はこんな感じで表示されます。
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Trailheadに利用時の注意点が紹介されていました。

  • ストリームを使い始めて間もない場合、自動生成された [頻繁に参照] というストリームが表示されることがあります。これは、使い始めやすいように、ストリームのデモとして提供されます。
  • 最大 25 個の一意のフィード、レコード、グループ、ユーザを 1 つのストリームに追加できます。いずれかのエンティティのアクセスが削除されても、その削除されたエンティティは 25 個のうちの 1 つとしてカウントされます。このエンティティを他のエンティティに置き換えることはできません。
  • ストリームは複数のフィードで構成されているため、ストリームに投稿する公開者は存在しません。

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ストリームは無制限に作成できるのではなく最大5個まで作成可能とのことです。
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SFDC:アジャイルの基礎

SFDC:数式で再現するEXCELのPV関数

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EXCELには投資の現在価値を返すためのPV関数が用意されています。こちらをSalesforceの数式項目で再現する方法についてです。
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PV関数に必要な項目は下記の3つです。これでPV関数の計算を行うことができます。

  • 利率
  • 期間
  • 支払額

f:id:tyoshikawa1106:20170618171924p:plain


数式の内容は下記の通りです。

( (PvAmount__c) * ( (1+PvRate__c) ^ PvTerm__c -1)) / ( PvRate__c *((1+PvRate__c)^PvTerm__c))

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これでEXCELのPV関数と同じ値を算出できると思います。

EXCEL・PV関数

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Salesforce・数式

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このように同じ結果を算出できました。プラスかマイナスかは簡単に切り替えができると思います。

関連記事

SFDC:Chatter で共有ボタンをクリック時に画面がフリーズしたときに確認すること

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Internet Explorer の互換表示機能を有効化しているとChatterの共有ボタンをクリック時に画面がフリーズする現象が発生しているそうです。詳細についてはヘルプで紹介されていました。

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Help | Training | Salesforce


Salesforceでは古いバージョンのブラウザはサポート対象外になっているので出来る限り最新版のブラウザを利用するようにした方が良いみたいです。
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Help | Training | Salesforce

SFDC:Force.com移行ツールでApexクラスの削除

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環境構築はこちら。


こんな感じにファイル一式を用意できれば大丈夫です。
f:id:tyoshikawa1106:20170618221225p:plain


build.propertiesで対象組織のユーザIDとパスワードを指定できます。
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今回は例としてsample.pageを削除します。
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removecodepkgフォルダにdestructiveChanges.xmlがあります。そこで削除対象のページ・クラスを指定します。
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処理実行前にsalesforce_ant_39.0フォルダの下のフォルダに移動してください。

cd /Users/tyoshikawa1106/tools/salesforce_ant_39.0/src

ページ・クラス指定後に削除処理を実行します。

$ ant -Dpackage.xml=package.xml -f build.xml undeployCode


ant -Dpackage.xml=package.xml -f build.xmlまでは共通でその後が処理によって異なります。こちらはbuild.xmlファイルに実行できる処理が記載されています。
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実行すると次のようになります。
f:id:tyoshikawa1106:20170618222810p:plain


実行後に対象ページにアクセスしようとすると削除されていることを確認できます。
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無条件に削除できるのではなく、別のコンポーネントで呼び出したりされているときちんとエラーとなります。
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運用組織の場合は通常のリリースと同じでApexテストが実行されます。

SFDC:StandardControllerのaddFieldsとApexテスト

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standardControllerのaddFieldsを利用すればクエリを投げずに追加で項目を取得することが可能です。

private void SampleController(ApexPages.StandardController stdController) {
    stdController.addFields(new List<String> {'Sample__c', 'Sample__r.Name'});
}


便利な処理ですが、テストクラスで下記エラーが発生することがあります。

System.SObjectException: You cannot call addFields when the data is being passed into the controller by the caller.


エラーの発生はテストクラス内で次のように対象オブジェクトをnewするような処理を書いたときに発生します。

SampleController cls = new SampleController(new ApexPages.StandardController(new Demo__c()));


回避方法を検索したところ、Test.isRunnningTestを利用する方法になるみたいです。

if (!Test.isRunningTest()) { 
    stdController.addFields(new List<String> {'Sample__c', 'Sample__r.Name'});
}      

参考

SFDC:AppExchangeアプリ開発でのアップデートの種類について

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TrailheadにAppExchangeアプリ開発に関するモジュールを進めていた所、アップデートの種類について紹介がありました。


製品のアップデートには二つの考え方があるようです。

  • パッチ -製品の動作に影響を与えない、美容UXアップデートやバグ修正などのマイナーな変更。
  • アップグレード - 製品の動作や顧客とのやりとりの仕方を変える機能の新旧の変更。


英語のモジュールを無理やり日本語変換したものですがこういった考え方についての内容もありました。
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SFDC:AppExchangeアプリでのバージョン番号の管理について

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TrailheadでAppExchangeアプリ開発で必要になるパッケージのバージョン番号の管理について紹介されていました。



例えば次のバージョンがあるとします。→ AppXバージョン2.1.3


この場合は下記のように考えればいいみたいです。

  • メジャーバージョン番号(2)。メジャーバージョン番号が変更されたことは、製品の大幅な大幅な変更を意味します。
  • マイナーバージョン番号(1)。フィーチャを追加したり、製品で目立つものを変更したりすると、マイナーバージョン番号が変わりますが、以前と同じように機能します。
  • パッチのバージョン番号(3)。パッチのバージョン番号は、製品をパッチで更新するたびに変わります。

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ルールをきちんと決めておくと余計な混乱が起きないように開発を進められそうです。

追記

「製品の最新バージョンはバージョン3.1.4です。あなたの製品の次のマイナーバージョン番号は何ですか?」とチャレンジにありました。
マイナーバージョン番号は真ん中の1なので次のマイナーバージョンでは2になります。なので 3.2.4・・と勘違いしたのですがマイナーバージョンが変わった場合はパッチのバージョン番号も0に戻ります。

ということで3.1.4の次のマイナーバージョンは3.2.0になります。

SFDC:AppExchangeアプリのパッチの開発

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AppExchangeアプリのパッチの開発についてです。


基礎となるデータモデルやビジネスロジックに影響を与えない変更を行う場合は、パッチを使用して対応します。このパッチ開発を行うときですが、AppExchangeパートナーの場合は専用の組織を使って開発ができるそうです。
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SFDC:Lightning Sync の設定を試してみました

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GoogleカレンダーとSalesforceを連携できるLightning Syncを試してみました。事前にG Suiteの契約が必要と思われます。設定画面には記載がありませんでしたがヘルプにはβ版と記載がありました。Winter'17に公開された機能です。

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1. Lightning Sync を有効化
編集ボタンを押してLightning Sync を有効化にチェックを付けます。
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2. Salesforce をメールサーバに接続
Google の OAuth 2.0を選択します。
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Google 非公開鍵のアップロードができるようになります。
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非公開鍵はGoogleデベロッパーコンソールで用意できます。
https://console.developers.google.com/


詳細はSalesforceのヘルプに記載がありました。


ざっくりいうとGoogleデベロッパーコンソールで下記を作成します。
1. APIにアクセスするためのJSONファイル
2. クライアントID
3. G Suite側の設定 (クライアントIDをつかった認証設定)
4. リモートサイト設定で権限付与。 → https://www.googleapis.com


これでJSONファイルをアップロードできました。
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G Siteの無い環境ではメールの接続テストでエラーが出て先に勧めませんでした。(クライアントIDを設定できないため)
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G Suite側の設定は下記で行います。
https://admin.google.com/


通常のGmailアカウントでは利用できません。
f:id:tyoshikawa1106:20170623042158p:plain


今回の検証ではここから先には進めませんでしたが、手順についてはヘルプにわかりやすく記載があるので問題なさそうです。残りのLightning Sync 設定の作成を行ってユーザへの利用権限を付与するだけみたいです。

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Lightning Sync 設定の作成

1. [設定] | [Lightning Sync] | [Sync 設定] を選択して [新規Lightning Sync 設定] をクリックします。
2. 任意の名前を入力して、[有効] を ON にします。
3. Lightning Sync 設定をユーザに割り当てます。
4. データセットの定義

追記

こちらのヘルプが一番最新みたいです。
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Help | Training | Salesforce

SFDC:Lightning for Gmailを試してみました

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GmailをSalesforceのレコードと紐つけることができるLightning for Gmailを試してみました。Summer'17の時点ではβ版アプリとなります。
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1. 有効化

設定 → Lightning for Gmail で有効化できます。
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2. Chrome拡張機能をインストール

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Salesforce Lightning for Gmail - Chrome Web Store


これで準備完了です。Gmailにアクセスすると画面右側にSalesforceへのログインページが表示されます。
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注意点
  • 通常のGmailアカウントでは利用できませんでした。
  • 利用にはG Suiteの環境が必要です。
  • Chromeの再起動も必要かも。


Salesforceにログインボタンをクリックすると利用するGmailアカウントの確認後にSalesforceへ接続を行います。今回はDeveloper Editonと接続して検証しました。別タブでログイン済だったこともあり次の画面が表示されました。
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ログイン完了するとSalesforceの情報にアクセスできるようになります。ユーザ、取引先、カスタムオブジェクトと一通りアクセス可能なようでした。
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できること

1. Salesforceのレコード検索

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2. お知らせ

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3. ログインユーザ情報表示

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4. 取引先責任者の登録

メール作成を行っている際にToに指定されたアドレスがSalesforce内に存在するか判定してくれます。存在しない場合は取引先責任者として登録するか聞かれます。
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新規作成リンクを選択すると入力欄が表示されます。初期値のセットはありませんでした。
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必要事項を入力して・・・
f:id:tyoshikawa1106:20170623051615p:plain:w300


保存ボタンをクリックするとGmailのページから取引先責任者を登録できました。その後は取引先責任者とそれに関連する情報が表示されるようになりました。メール送信画面でSalesforceの情報にアクセスできるのはすごく便利そうです。
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5. パブリッシャーアクション

Lightning for Gmailの設定画面でパブリッシャーアクションの設定を行うとGmail内で利用できるようになります。
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重要な機能 - メールの取り込み

上記ではGmailからSalesforceのデータにアクセスできる機能について紹介しましたがこの機能のもっと重要な機能はメール情報の取込です。メールを開いた状態の場合に関連情報が表示されますが、そこに取込用のアイコンが表示されます。
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クリックするとメールの取込が完了しましたとメッセージが表示されます。その際に取引先責任者、ユーザ、その他関連するレコードに紐付いた状態で活動が登録されます。メール形式で登録されるので活動の画面から返信したりもできます。メールの本文を取り込めるので案件引き継ぎなどが発生したときでも、過去のメールのやり取りを引き継ぐことができます。


確認して見て気づいたのですがDeveloper Editonではメールの取込機能は利用できないようです。(取引先責任者の登録情報など設定の問題の可能性もあり)


また、本文が反映されるものとされないものがありました。どういうときに取り込みに失敗しているのかまだ原因を特定できていないのですが、使い方を何か間違っているだけかもしれません。


Lightning for Gmailはβ版ですがかなり便利な機能だと思います。過去のメール取込をメールの受信日時を判定して取り込んでくれたので必要に応じてSalesforce側に反映することができそうでした。

SFDC:Lightning Experience ロードマップ - 将来 (Spring '18 まで)

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Lightning Experience ロードマップ - 将来 (Spring '18 まで)が公開されていました。

f:id:tyoshikawa1106:20170627001431p:plain

Help | Training | Salesforce


下記の機能が追加されるかもしれません。

分析

  • ダッシュボード: スケジュール設定
  • ダッシュボード: Lightning ホームページへのダッシュボードコンポーネントの表示
  • レポート: アクセス可能なレポートビルダー
  • レポート: 条件付きフォーマッティング
  • レポート: フォルダ管理
  • レポート: 表形式の履歴トレンド
  • レポート: 結合レポート
  • レポート: 印刷用に表示
  • レポート: フォルダ内の検索
  • レポート: 集計の並び替え

プラットフォーム

  • ナビゲーション項目ショートカットメニューのカスタマイズ
  • Lightning 組織のブランド設定制御
  • リスト: 一括インライン編集
  • リスト: 検索条件範囲
  • リスト: グループと共有
  • リスト: エクスポート
  • リスト: リストの回転式表示
  • 印刷用に表示してページを印刷
  • ごみ箱
  • 関連リスト: 一括インライン編集
  • 関連リスト: ユーザによるサイズ変更可能な列
  • 関連リスト: ユーザによる絞り込み
  • 共有: 共有の直接設定

プラットフォーム: コンソール

  • キーボードショートカット: カスタム
  • マルチモニターのサポート
  • ナビゲーションおよびユーティリティ JavaScript API (コンソールインテグレーションツールキット)
  • 関連リストコンポーネント: アコーディオン
  • ワークスペースコンポーネント: 複数のサブタブにまたがるコンポーネント
  • ユーティリティバー内の Visualforce コンポーネント
  • Visualforce の上書きのサポート

セールス

  • 取引先: 取引先パートナー
  • 取引先チーム: 複数のメンバーの追加および編集
  • カレンダー: 定期的な行動
  • カレンダー: 共有
  • カレンダー: グループカレンダー
  • 取引先責任者: 親取引先からの住所、電話番号、fax の自動入力
  • ディビジョン
  • メール: 一括メール送信
  • メール: 開封追跡
  • 商談: 売上予測分類の所有者編集権限
  • 取引先責任者の役割: 複数の取引先責任者の追加および編集
  • 商談: 商品スケジュール
  • 商談: 商品と共にコピー
  • 商談: 商談分割
  • 商談: 商談パートナー
  • 商談チーム: 複数のメンバーの追加および編集
  • 個人取引先: Lightning Experience での設定
  • 商品と価格表: アーカイブ
  • ToDo: アラーム
  • エンタープライズテリトリー管理: 取引先の関連リスト、商談のテリトリー項目

サービス

  • ケース: 一括マクロ
  • ケース: ケースチーム
  • ケース: ケースのマージおよび分割
  • ケース: トピック
  • ケース: エキスパート
  • ケース: 取引先責任者の役割
  • Lightning Knowledge: Lightning 移行ツール
  • Lightning Knowledge: 統合検索
  • Lightning Knowledge: コンソールサイドバーのケースアクション
  • Lightning Knowledge: プロセスビルダーでのアクションの作成
  • Lightning Knowledge: 翻訳および複数言語のサポート
  • Lightning Knowledge: 一括アクション
  • ソーシャルカスタマーサービス: ソーシャル会話サイドバー
  • サービスの設定フロー: マクロ Lightning
  • サービスの設定フロー: Live Agent Lightning
  • サービスの設定フロー: SOS Lightning
  • オムニ: スーパーバイザ
  • Live Agent
  • サービス契約
  • エンタイトルメント
  • SOS

ロードマップには含まれない機能

Salesforce Classic 機能置き換わる Lightning Experience 機能
ソリューションSalesforce ナレッジ
テリトリー管理: 取引先の関連リスト、商談のテリトリー項目エンタープライズテリトリー管理
商談: 類似商談なし
売上予測: カスタマイザブル売上予測コラボレーション売上予測
取引先: 取引先責任者の役割取引先責任者-to-複数取引先v
JavaScript ボタンLightning アクション
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