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SFDC:Dreamforce2019 - 番外編「カリスタオーガニックホテル」に宿泊しました

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Dreamforce2019の期間中はブッシュストリートにあるカリスタオーガニックホテル(Calista Organic Hotel)に宿泊しました。Dreamforceの会場まで徒歩40分ぐらいの位置にあるホテルです。

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Hotels Near Union Square | Official Website | Calista Organic Hotel


宿泊期間は5日間。予約はHotels.comから行いました。エレベーターなどホテルの設備は少し古い感じでしたが、部屋にはテレビや冷蔵庫、電子レンジなど必要なものが揃っていて、滞在中に不便を感じすることはありませんでした。

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水道は部屋と洗面所の二箇所にありました。浴室はシャワーのみで浴槽はありませんが、アメリカだとこうしたホテルはけっこう多いのかなと思います。インターネットについてはWiFiが無料で利用できました。ときどき繋がりが悪くなったのですが、設備の問題か別の問題かなんとも言えない状況で基本的には問題なかったです。


ホテルの周囲ですが近くにSTARBUCKSがありました。今回の滞在中は利用しませんでしたが、コーヒーが飲みたいときには利用すると良さそうです。また治安の方はそれほど悪いとは感じませんでしたが、サンフランシスコ滞在では全体的に夜間の独り歩きなどの際には注意した方が良いみたいです。
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会場までは徒歩40分、観光地のフィッシャーマンズ・ワーフへも同じく40分ぐらいで移動可能です。ただ、徒歩移動よりもUBERを利用した方が安全に移動でき、移動時間短縮にもなるのでそちらがおすすめです。滞在中、ホテルからDreamforceの会場まではUBERを利用しましたが、だいたい10ドルから13ドルぐらいで利用できました。夜間の利用時には割増で20ドルぐらいになると思います。ちなみにUBERをつかってフィッシャーマンズ・ワークからホテルへ移動したときは10ドルぐらいで移動できます。

UBERですが目的地を事前に指定でき、支払いもアプリで完結するので英語に不慣れな旅行者には非常に便利です。

ホテル予約の注意点

今回、カリスタオーガニックホテルの予約手続きで少しドキッとしたことがありました。昨年11月頃にHotels.comで予約してスムーズに手続きが完了していたのですが、8月ごろですがメールが届いていました。

Dreamforce開催の影響でホテルの価格が上がっています。添付の書類に必要事項を記載して、料金を前払いにしてください。またキャンセルしない署名をお願いします。8月30日までに完了しない場合はキャンセルとして扱われます。

Google翻訳と自分の理解できる範囲で考えると上記のような内容でした。実はこのメールに関しては英語メールということもあり完全に見逃していました。この件に関して気づいたのは日本出国日、成田空港で再度メールを受け取ったときです。(翻訳ミスってたらごめんなさい。)

8月にメールした件、対応と確認してください。・・・その他略・・・

飛行機の待ち時間でスマートフォンを触っていたのでたまたま気づきました。過去にHotels.comやBooking.comを利用した際にホテル側から前払いの連絡など経験したことがなかったので正直すごく焦りました。とりあえず現時点でキャンセル扱いになっていなかったので、急いでメールに返信しました。下記のような感じ。

  • 今、空港にいます。月曜日にサンフランシスコに着きます。16時頃にチェックインする予定。
  • 時間もないので署名とか前払い手続きはできません。絶対行くのでキャンセル扱いにしないで。お願い。
  • 8月のメールとか見逃していました。ごめんなさい。


↑ みたいな内容を4件ぐらいに分けて送信しました。結果としてキャンセルしなければ大丈夫。チェックインの準備はできてますとメールを返してもらって解決。なんとかなったので良かったのですが、正直焦りました。(8月のメールはたまたま気づかなかったけど、気づいていたとしても前払いとかよくわからない。。)


※たぶんですがホテル側としてはDreamforceで価格高騰中に5日間の長期滞在者でくるかどうか保証が取れない状況を解決したかったのだと思います。ちなみに予約は昨年Dreamforce2019の期間が発表されたタイミングで即行ったのでおそらく高騰する前の価格で抑えてました。(実際の支払いもそのときの価格で手続きできました。)


この件があったときに、これから宿泊するホテルは大丈夫なのか...?と思ったのですが、Dreamforceの期間中にたまたま日本から参加している方に他のホテルでも同様の話があったことを聞きました。中には宿泊料金が上げられたケースがあったみたいです。


英語がペラペラなら普通に対応して解決できそうですが、そうでない場合のトラブル回避方法はちょっとわかりませんでした。Hotels.comの前払いの仕組みを利用すればもしかすると回避できるのかなと思います。(キャンセルしたときや何らかの理由で宿泊できなかったときに面倒そうですが、Hotels.comの前払いは一応キャンセル時に返金してもらえる仕組みになっていました。)


一番ひどかった話で宿泊予定のホテルが倒産していたケースがあったそうです。名前を聞いたら昨年泊まっていたホテルでびっくりしました。(今年も予約しようと思っていたら満室で予約できなかった。)


事前連絡もなかったとの事でそんなことがあり得るのかと思いました。。これに関しては回避方法が思いつきません。。。HISなど代理店をつかって予約するとこうしたトラブルに対処してくれると思うので、代理店経由で予約した方が良いのかもしれません。


一部、予約手続きでドキッとしたことがありましたが、それ以外は快適に利用できました。カリスタオーガニックホテルはだいたいこんな感じです。Dreamforceの期間中、快適に滞在することができました。


SFDC:Dreamforce2019 - 番外編「バーリンゲーム」を観光しました

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2019年11月23日(土)。Dreamforce2019が終わった翌日です。当初の予定ではこの日の飛行機で日本に向けて出発したかったのですが、飛行機の予約を後回しにしてしまった結果、チケットを予約できませんでした。・・ですがが日程を一日ずらすだけで飛行機のチケットが安くなり、フライト時間や座席も理想通りのものを予約できることがわかりました。


ということで安くなった飛行機代をホテル代に使って滞在日をもう一日増やしました。行き先は空港近くの観光地バーリンゲームです。
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地理的にはこんな感じ。
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カリスタホテルをチェックアウト

11月23日(土)。まずはDreamforceの期間中にお世話になったカリスタホテルをチェックアウトしました。朝はゆっくりして10時ぐらいにホテルを出ました。ちなみにゆっくりしたせいか受付にスタッフがいない時間でした。

支払いは事前に完了していて返却物もないのでこのまま出て良いんだろうけどちょっと心配・・と日本を出るときにメールのやりとりをしたホテルマネージャーに一応メッセージ。

メッセージ送信後、すぐに返信が来ました。

  • チェックアウトの手続きは大丈夫。いつでも出ていいよ。
  • あなたのチェックアウト時間は12:00なのでそれまでは滞在OKだよ。
  • ホテルを利用してくれてありがとう。またよろしくね。

推測がはいっていますがざっくりこんな感じの内容でした。問題なさそうだったのでカリスタホテルを出発。良いホテルでした。


バーリンゲームはサンフランシスコ国際空港のもっと先なのでBARTで向かいます。最寄り駅のシビックセンター駅まで徒歩で移動。(経路はざっくりですがだいたいこんなルートだと思います。)

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急がないのでサンフランシスコの街並みを楽しみながら向かいました。

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BARTに乗ってサンフランシスコ空港へ

シビックセンター駅到着後にBARTに乗ってサンフランシスコ空港へ向かいました。Clipperカードで料金を支払えるので切符を買ったりなどの手間もなくスムーズに行けたと思います。


乗車後しばらくして着いた駅「Daily City」。なぜかここで乗客がみんな降りていきました。「・・・この感じ去年も似た経験した。乗ってちゃいけないやつだ。」と他の乗客にくっついて一度降りました。

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結論からいうとDaily Cityで折返しの電車でした。通常であれば空港行きの別の電車を待ってそちらに乗れば良いのですが、そのときは確信が持てなかったため再度ドアが開いて他の乗客が乗っていくのについて再乗車。どうなるかなと思ったら空港とは反対方向へ進み。一駅分戻ることに。。


日本の電車みたいに案内板が目立つ位置になくてこの電車が途中折り返しなのかとかどうやって判断するのかなと駅を見渡したところちゃんと書いてありました。

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次回からはこのミスはしないで済むと思います。。

サンフランシスコ空港からバーリンゲームへ

空港からバーリンゲームに向かうにはいくつかのルートが用意されています。一番ラクなのがホテルのシャトルバスなのですが、正直乗り方がわかりませんでした。(乗る場所、乗る時間、予約の有無)


一応歩いていてそれっぽい乗り場はありました。
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またホテル宛の専用電話も用意されています。英語ができれば電話して聞くという当たり前のことができたのですが、今回は断念。
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ちなみにシャトルバスについては空港のホームページにも記載されています。(シャトルバスの料金は無料とのこと)

https://www.flysfo.com/to-from/hotel-shuttles


チェックイン時間まで時間もあるしとわかりやすいBARTで移動しました。BARTの場合はミルブレー駅が最寄り駅のようです。このミルブレー駅は初日にBARTの行き先を間違えて着いてしまった駅。その駅にまた行くことになりました。また、BARTに乗ろうとして気づいたのですがミルブレー駅とダウンタウン方面行きのホームが逆転していました。。乗るホームは時間によって入れ替わったりするみたいです。(初日に間違えたときに、去年乗ったときとホーム変わった?と思ってました。。)
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ちょっとバタバタもありましたが、無事にミルブレー駅に到着。
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駅の外にでるとこんな感じでした。
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ミルブレー駅からホテルに行くルートですが、チェックイン時間まで2時間近くあったため、観光ついでに徒歩で移動してみました。事前に考えていた理想のルートはこちら。海沿いの道が観光地っぽいなと思ってました。

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上のルート目指して歩いてみると・・・明らかに自動車移動のために用意された作りの道が。
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向こうに渡る信号ないなと見渡すと「NO PED CROSS」ここは渡れないから向こうに行けの看板が。
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アメリカの押しボタン式信号。
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看板に従って歩いたところ、海沿いルートにたどり着けずこういうルートになりました。
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裏道っぽいところを通って・・・
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ショッピングスポットを見ながら・・・
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途中諦めてUBERを呼ぼうと思ったり・・・
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テスラの看板を見つけて少しテンション上がったりして・・・
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なんとか観光客が歩いていても不思議じゃない場所に合流しました。
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ちなみに最後の最後で押しボタン式信号に気づけなかったというミスをしました。
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この矢印、ボタンだった。
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信号変わらないんだけど...って思って待ってたら一緒に待ってた人が「これ押さないと」って感じに教えてくれました。今考えたら明らかに押しボタン式なんだけど、そのときは矢印付いてたからボタンって認識できなかった。こっちの人はありがとうっていうと「ユアウェルカム!」って返してくれます。


そんなこんなで当初予定していた海沿いの道に合流。
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実際には海を見ながら歩く道とは行かなかったのですが、観光客向けのお店など歩いていて楽しい感じになりました。写真は「I ♡ SUSHI」の日本料理屋さん。
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観光客向けの道に合流してちょっと歩いて宿泊ホテルに到着。だいたい14:45ごろに着きました。
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宿泊ホテル「ハイアットリージェンシー」

バーリンゲーム滞在の1泊は「Hyatt Regency San Francisco Airport」に宿泊しました。
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Hyatt Regency San Francisco Airport


オシャレなロビー。
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開放的な空間。
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広くて快適な部屋。
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・・と最高の環境でした。通常は選択肢に含められないのですが、アメリカ旅行の最後の一泊、せっかくなのでということで。ちなみにDreamforce期間中に宿泊していたホテルよりも宿泊費は安かったです。(Dreamforce期間のホテル高騰率。。)

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一休みしてからゴハンを食べに外へ。
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ロブスターのおいしいお店

バーリンゲームの夕食はロブスターの食べれるお店「New England Lobster Market & Eatery」へ行きました。たまたまTripAdviserで見つけましたのですがすごく良いお店だったと思います。
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New England Lobster


入り口はこんな感じ。
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注文はカウンターで。メニューはすぐ上にありました。
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注文するとドリンクと番号札を受け取れて席で待っていれば良かったです。ビールを注文するとどっちにするの?って聞かれますが、DRAFTとBottle(瓶ビール)が選択肢だと思います。(他のお店のメニューだとその選択肢だった。)
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注文したのはロブスタープレート(1LB)。メニューみたときにどれもよくわからなかったのですが、プレートという名称と料金感的に無難そうだと思って注文しました。1LB、1.25LB・・・と種類があって、ロブスターの大きさか数じゃないかと思います。1.25LBが気になったのですが、発音の仕方がわからなかった。。1LBは「ワン、エルビー」で通りました。(LBってほんとはなんて言うんだろ)


結果はこちら。絵に書いたようなロブスター。
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他のお店で注文したカニ料理にも出てきたペンチみたいな殻砕きの道具を駆使して食べれば良いみたいです。フォークとナイフはセルフサービスで持ってこれたのですが、ロブスターを食べるときには必要ありませんでした。(サラダで使った。)
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初めてだったので四苦八苦しながら食べきったのですが、次の機会があればもう少しうまくできそうなので、また行きたいお店となりました。早めの時間だったので空いている内に利用できたのですが、お店を出る頃にはお客さんで一杯になっていました。ファミリー客も大勢いましたが一人で入ってもそれほど気にならないと思います。
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ゴハンを食べたらまっすぐ帰宅。
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バーリンゲームの滞在はロブスターを食べてホテルでゆっくりしたぐらいでしたが、行くことができて良かったです。機会があれば明るい時間帯に行って他の場所も散策したと思いました。
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さいごに

ミルブレー駅からホテルまで歩いてみて思ったのですが、素直にシャトルバスかUBERで行ったほうが良いです。海沿いの道はともかく今回使ったルートは徒歩向けではなかったです。

おまけ

覚えておくと何かの役に立つかもしれないアメリカ信号機。

進む方向が矢印で指定されている押しボタン式信号機

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テキスト形式で表示される信号機

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SFDC:Dreamforce2019 - 番外編「Clipper」をクレジットカードでチャージする方法

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昨年、Dreamforce2018に参加した際にBART乗車時に切符ではなく、SUICAのように繰り返しチャージして利用できる「Clipper」カードを発行して利用できるようにしていました。

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昨年利用した時は現金チャージのみでの利用だったのですが、今回はクレジットカードでのチャージをやってみようと思い挑戦してみました。券売機はこちら。(ブログにメモとして残そうと思って別日の空いてるタイミングでサッと写真に残しました。)

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券売機は何台かありますが、クレジットカードチャージ用の専用機があるのでそちらなら間違いなくクレジットカードで支払いできると思います。


去年現金チャージできたので雰囲気でわかるだろうと空いてるタイミングで挑戦してみたのですが、うまくいかず・・結果として後ろに列をつくってしまいゴメンナサイ・・という感じに。。


これは駄目だと諦めようかと思ったのですが、後ろの人が助けてくれました。


操作手順としてはこんな感じ。

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  • ①の部分にチャージしたいClipperカードをタッチする。
  • ②の部分に支払い用のクレジットカードを挿入。
  • ③の部分で画面に従って操作。タッチパネルではないのですぐ隣の丸ボタンで選択していく。


チャージですが、20ドルぐらい(固定価格)をチャージできるメニューがあったのでそちらを選択します。。さすがに写真には残せなかったのでうろ覚えですが、①と②を進めれば③の画面が操作可能になるので雰囲気でなんとかなるはず。チャージの操作の際にはレシートの発行のメニューもでてくるので、それも意識しておくとスムーズに対応できると思います。


日本の券売機はタッチパネル式でとりあえず画面を触れば何か操作できるため、それと同じように使おうとしてしまって失敗したのですが、正しく手順どおりにやれば何も難しくない操作だと思います。


ちなみに操作時に勘違いしていたのが下記の赤枠の部分。クレジットカードと同じようにClipperカードを挿入する部分だと勘違いしてしまいました。(挿入はできないようになってます。)
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本来は新規でClipperカードを発行する際にでてくる場所です。(日本のは挿入も出てくるのも一緒だったのでそのイメージが強くてうっかり・・・)


やり方を理解して券売機の写真を改めて見ると手順すべて解説されているのですが、操作時には思い込みと急がないとで認識できませんでした。今回の失敗でさすがに操作方法は理解できたので、次にチャージする機会があったときには同じ失敗をしないように気をつけたいと思います。


Clipperカードですが、BARTで移動する場合はつくっておくと便利です。2018年につくって1年間利用しない期間がありましたが、問題なく利用することができました。

SFDC:Dreamforce2019 - Last Day (11/24)

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11月24日(日)。Dreamforceのためにサンフランシスコに来て滞在最終日となりました。

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ホテルのチェックアウト→サンフランシスコ空港へ

7:40頃にホテルのカフェでゆっくりしてから9時頃にチェックアウトしました。
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チェックアウトは受付でルームキーの返却などの手続きだけですぐに終わりました。ホテルから空港へ行くルートですが、今回はシャトルバスを利用しました。シャトルバス乗り場ですがホテルを出てすぐの場所から乗ることができました。具体的にはホテル前のロータリー部分に止まってくれます。一応UBERに来てもらうことも可能で空港までは15ドルぐらい。(シャトルバスの乗り方がわかないのでUBERを呼ぼうかと思っていたのですが、ホテルの人が教えてくれたのと、呼ぶ直前にシャトルバスが来てくれました。)


空港に着いたのは9:35ぐらい。搭乗時刻が10:30のフライト予定だったため、時間ギリギリになってしまいました。ホテル→空港までシャトルバスで数十分ですが8時ぐらいには出ていた方が良かったです。
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ここで一つミスをしました。BARTを使ってサンフランシスコ空港へ行くときには気づかなかったのですが、サンフランシスコ空港は国内線のターミナル(1〜3)と国際線のターミナルで場所が異なります。シャトルバスで降りるときにうっかり国内線のターミナル1で降りてしまいました。。

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一瞬歩いて移動できるかとも過ぎったのですが、ちょっと歩いてみて明らかに無理そう。
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どうしたものかなと歩いていたらターミナル間を行き来できるエアトレインの乗り口を見つけました。
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ホームまで行けばどちらの方向経由でも国際線に向かうことができます。
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移動時間は同じだったので先に来たほうに乗車して無事に国際線ターミナルに到着。(9:50頃)
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ここまでくればBARTの乗り口など入国時に通った場所なのでまっすぐと航空会社のチェックインカウンターに移動できました。


帰りのフライトはANAを利用しました。到着時間の問題かオンラインチェックインはできなかったので、カウンター前のチェックイン端末を利用しようとしたところ、うまくいかず。アレっ...と思ったところでANAのスタッフの人に声をかけてもらいました。ANAのカウンターの人は日本語で説明してくれてあっという間に手荷物を預けるところまで手続き完了。搭乗ゲートはあっちと説明してくれました。(ANAで良かった。。)


出国審査もなんとか終わり10:08。お土産も無事に確保できました。
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10:15に搭乗ゲート近くまで着いたので安心してゆったりしてたのですが、これ10:30の前に一度空港に着いていることを確認する手続きが必要だったみたいで、ゆったりしてる時間はなくて搭乗ゲート前の席の前で待ってる状態にしておく必要がありました。


最終日、すごいバタバタしちゃったのですが、無事に搭乗手続き完了して10:50に予約した座席に着席できました。時間ギリギリは本当に良くなかったので、次回はもっと余裕を持って空港に付けるように気をつけます。。
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約10時間のフライトで無事に日本に戻ってこれました。
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空港からの移動には高速バスのチケットを確保。
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日本についてからはバスのチケットを購入して帰るだけだったのですが、レンタルWiFiを返却し忘れそうになりました。時間と場所で通知するリマインダーか何か登録しておいた方が安全かもしれません。


あとは渡米のために用意したドル通貨ですが、次の渡米の機会があったときのために、日本円には戻さずにそのままにしました。現地通貨についてはホテルのチップ用に1ドル紙幣を数枚使っただけで、それ以外はクレジットカード払いで対応できました。何かあったときのためにキャッシュは必ず持つようにしておくべきですが、基本的にはクレジットカードがあれば不便はないと思います。UBER以外のタクシーやDreamstoreの買い物など対応していないブランドがある可能性もあるので二種類ぐらいは持っておくと安全だと思います。(VISAやMasterCardがあれば困らないとは思う。)


Dreamforce2019の最終日はこんな感じでした。空港の出国手続きなどで時間ギリギリになってしまうのは本当に良くなかったので、最後まで余裕を持って早めに早めに行動するようにスケジュールを立てておくのが大事だと思います。

おまけ - レンタルWiFiの利用について

Dreamforceでは参加者用に各会場にWiFiが用意されています。また、だいたいの宿泊ホテルでもWiFiが利用できるようになっていると思います。それ以外の場所、サンフランシスコの市内や観光地などでインターネットに接続するためにグローバルWiFiを利用しました。(渡米の際には毎回ここを利用してます。最初に選択したときはなんとなくで。)

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Loading site please wait...


グローバルWiFiですが、ちょっと前に無制限で使用可能なプランが登場していました。
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過去に利用可能量を超過してしまい、市内の移動中にネットにアクセスできなくなってしまうミスをしてしまったことがあったのと、無制限利用できることへの興味から今回はその無制限プランを試してみました。


・・・で今回、会場やホテル以外で気兼ねなく使った結果がこちら。
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iCloudへの同期をオフにしたりせずに使いました。実際には無茶な写真アップはしていませんが、それでも一日の消費は1GB以内に収まっていました。もっと使う人は使うと思いますが、Dreamforceへ参加する場合の使用量はこのぐらいになると思います。


WiFi超過などでネットに繋げなくなってしまったときですが、STARBUCKSに行けばインターネットを利用することができるので、サンフランシスコ観光で困ったときはカフェ休憩も兼ねて寄ってみると良いと思います。


試したことはないのですが、レンタルWiFi以外で現地で使える海外SIMカードを購入して利用する方法もけっこう良いという話を聞きました。検索するといろいろ情報が見つかると思います。(今のところはSIMフリーなど準備が少し面倒そうなのと、PC、タブレット、スマートフォンと複数端末をネットに繋ぎたいのでレンタルWiFiの方があってるのかなと思ってたりします。)

SFDC:Dreamforce2019 - まとめ

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Dreamforce2019の記事のまとめです。

f:id:tyoshikawa1106:20191119180145j:plain

SFDC:カスタムレポートタイプの参照先項目表示を試してみました

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カスタムレポートタイプを作成するときに参照先項目を表示できる設定を試してみました。

カスタムレポートタイプ作成

f:id:tyoshikawa1106:20191206081926p:plain

f:id:tyoshikawa1106:20191206081959p:plain

f:id:tyoshikawa1106:20191206082013p:plain


活動は表示できますが、活動の参照先の項目は選択できない状態です。
f:id:tyoshikawa1106:20191206082048p:plain


ここから設定。
f:id:tyoshikawa1106:20191206082216p:plain:w300


活動の設定では取引先の項目を参照できました。
f:id:tyoshikawa1106:20191206082312p:plain:w300


追加したい対象にチェックします。
f:id:tyoshikawa1106:20191206082338p:plain:w300


これで追加完了です。
f:id:tyoshikawa1106:20191206082356p:plain


レポート作成時に活動に関連する取引先の項目を利用できるようになりました。
f:id:tyoshikawa1106:20191206082428p:plain


カスタムレポートタイプの参照先項目表示はこんな感じです。

その他の参考記事

SFDC:ユーザ管理レポートの一般ユーザへの共有を試してみました

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ユーザのレポートなど管理レポートの情報はデフォルトでは一般ユーザが参照することはできないようになっています。

f:id:tyoshikawa1106:20191206203435p:plain

Help | Training | Salesforce


こんな感じでユーザレポートを作成しても・・・
f:id:tyoshikawa1106:20191208104313p:plain

f:id:tyoshikawa1106:20191206203617p:plain


システム管理者権限のないユーザの場合はレポートの情報にアクセスできません。

レポート一覧

f:id:tyoshikawa1106:20191208104844p:plain

レポート詳細

f:id:tyoshikawa1106:20191208104916p:plain


一般ユーザ向けにユーザレポートを提供したい場合はカスタムレポートタイプを作成します。
f:id:tyoshikawa1106:20191208105220p:plain


レポートで選択できる項目は管理者側で制御できます。最終ログイン日など見せたくない情報がある場合はユーザに提供する前に除外しておきます。
f:id:tyoshikawa1106:20191208105300p:plain


一般ユーザに提供したいユーザレポートを用意したカスタムレポートタイプから作成します。
f:id:tyoshikawa1106:20191208105554p:plain


この方法で用意したユーザレポートは管理者権限がないユーザでもアクセス可能です。

レポート一覧

f:id:tyoshikawa1106:20191208105705p:plain

レポート詳細

f:id:tyoshikawa1106:20191208105736p:plain


ユーザ管理レポートの一般ユーザへの共有についてはこんな感じです。

SFDC:Apex開発で日付型や数値型をテキスト型に形式指定で変換する方法について

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日付型や数値型をテキスト型に形式指定で変換する方法についてです。テキスト型に変換するだけなら「String.valueOf」関数で対応できます。

f:id:tyoshikawa1106:20191208110529p:plain


日付型をString.valueOf関数でテキスト型に変換すると「2019-12-08」のようにハイフン区切りで変換されます。
f:id:tyoshikawa1106:20191208110539p:plain


Apexクラスの処理で利用する分には問題ありませんが、変換後の値をユーザに見せたい場合でハイフン区切りではなく通常の日付形式のスラッシュ区切りにしたい場合は「format」関数を利用することで対応可能です。

String nowDateString = nowDate.format();

f:id:tyoshikawa1106:20191208111011p:plain


実行結果はこちら。
f:id:tyoshikawa1106:20191208111109p:plain


数値型も形式指定が可能です。format関数でテキスト型に変換するとカンマ区切りのテキスト形式に変換できます。
f:id:tyoshikawa1106:20191208111456p:plain


実行結果はこちら。
f:id:tyoshikawa1106:20191208111522p:plain


ちなみに日時型の場合はカスタマイズ性が少し高いです。(Java の SimpleDateFormatで変換される)
f:id:tyoshikawa1106:20191208112249p:plain

実行結果はこちら。
f:id:tyoshikawa1106:20191208112309p:plain


Apex開発で日付型や数値型をテキスト型に形式指定で変換する方法についてはこんな感じ。

参考


SFDC:Apexで数値項目の文字数取得を試してみました

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Apexで数値項目の文字数取得を試してみました。

項目の文字数取得に関してですが「テキスト型」項目の場合は次のように「.Length」で取得できます。

// テキスト型はLength()で取得可
Schema.DescribeFieldResult F = Account.Site.getDescribe();
Integer lengthOfField = F.getLength();
System.debug(lengthOfField);
// 別の書き方
System.debug(Schema.SObjectType.Account.Fields.Site.Length);

f:id:tyoshikawa1106:20191213074109p:plain

f:id:tyoshikawa1106:20191213074146p:plain


「数値型」項目の場合は「.Length」でも0になります。

// 数値型はLength()で取得不可
Schema.DescribeFieldResult F = Account.NumberOfEmployees.getDescribe();
Integer lengthOfField = F.getLength();
System.debug(lengthOfField);
// 別の書き方
System.debug(Schema.SObjectType.Account.Fields.NumberOfEmployees.Length);

f:id:tyoshikawa1106:20191213074330p:plain

f:id:tyoshikawa1106:20191213074355p:plain


「数値型」項目の場合は「.Precision」で取得できます。ただし、小数点以下の値も加算されていました。

// 数値型はPrecision()で取得可
Schema.DescribeFieldResult F = Account.SampleNumber__c.getDescribe();
Integer lengthOfField = F.getPrecision();
System.debug(lengthOfField);
// 別の書き方
System.debug(Schema.SObjectType.Account.Fields.SampleNumber__c.Precision);

f:id:tyoshikawa1106:20191213074830p:plain

f:id:tyoshikawa1106:20191213074935p:plain


少数点以下の値を取得する場合は「Scale」で取得できます。

// 数値型の少数点以下はScale()で取得可
Schema.DescribeFieldResult F = Account.SampleNumber__c.getDescribe();
Integer lengthOfField = F.getScale();
System.debug(lengthOfField);
// 別の書き方
System.debug(Schema.SObjectType.Account.Fields.SampleNumber__c.Scale);

f:id:tyoshikawa1106:20191213075423p:plain


「Precision」で数値型の文字数の設定情報は取得できましたが、文字数取得の目的は入力フォームなどで入力文字数の判定利用などが目的だと思うので、そういった目的には少し使いづらいみたいです。


また、標準の数値項目の場合は「Precision」でも取得できないようでした。

// 標準項目の数値型はPrecision()で取得不可?
Schema.DescribeFieldResult F = Account.NumberOfEmployees.getDescribe();
Integer lengthOfField = F.getPrecision();
System.debug(lengthOfField);
// 別の書き方
System.debug(Schema.SObjectType.Account.Fields.NumberOfEmployees.Precision);

f:id:tyoshikawa1106:20191213080604p:plain

おまけ

Schema関数で取得できる項目の設定情報です。

取得処理
Schema.DescribeFieldResult F = Account.SampleNumber__c.getDescribe();
System.debug(F);
取得結果

Schema.DescribeFieldResult[getByteLength=0
getCalculatedFormula=null
getCompoundFieldName=null
getController=null
getDataTranslationEnabled=null
getDefaultValue=null
getDefaultValueFormula=null
getDigits=0
getFilteredLookupInfo=null
getInlineHelpText=null
getLabel=サンプル数値
getLength=0
getLocalName=SampleNumber__c
getMask=null
getMaskType=null
getName=SampleNumber__c
getPrecision=16
getReferenceTargetField=null
getRelationshipName=null
getRelationshipOrder=null
getScale=4
getSoapType=DOUBLE
getSobjec

参考

SFDC:組織IDをつかった本番組織とSandbox組織の判定について

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組織IDをつかった本番組織とSandbox組織の判定についてです。Sandbox組織では数式の値をテスト用に変更したかったので組織IDをつかってフラグを用意してみました。

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IF($Organization.Id == '00DX0000000XXXX'
,true
,false
)


これでSandbox組織作成時に値を変更しなくても大丈夫と思ったのですが、この組織IDを表す「'00DX0000000XXXX'」という文字列ですが、Sandbox組織作成時に自動でSandbox組織のIDに置換される仕組みが用意されているみたいです。数式だからかなと思ったのですがカスタム表示ラベル内で値を定義しても同様に置換されるみたいでした。
※組織ID「'00DX0000000XXXX'」は仮の値です。実際のIDは設定の組織のページで確認できます。


組織IDをつかって本番環境とSandbox組織は上記の仕様があるみたいなので、利用時には少し注意が必要そうです。ちなみにSandbox組織作成時には特定のApexクラスの処理を実行する仕組みが用意されています。SandboxPostCopy インターフェースの仕組みをつかった方法です。

f:id:tyoshikawa1106:20191216075727p:plain

SandboxPostCopy インターフェース


組織IDの文字列判定はちょっと難しそうなので、今回は本番とSandboxのフラグをカスタム設定にもたせて、SandboxPostCopy機能でApexコードを実行してSandbox作成時にフラグを更新する方法で対処しようと思いました。

SFDC:Apex開発で「SandboxPostCopy」インターフェースを試してみました

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Apex開発で「SandboxPostCopy」インターフェースを試してみました。SandboxPostCopyインターフェースはSandboxを作成もしくは更新時に任意のApex処理を実行できる機能です。

f:id:tyoshikawa1106:20191217184348p:plain

SandboxPostCopy インターフェース


今回は数式項目内で現在の組織が本番環境かSandbox組織かを判別するためのフラグをカスタム設定で用意し、SandboxPostCopyの処理でチェックをオフにする用途で利用してみました。

カスタム設定を用意

用意したカスタム設定はこちら。チェックボックス項目を保持するだけのシンプルな設定です。
f:id:tyoshikawa1106:20191217184812p:plain

f:id:tyoshikawa1106:20191217184931p:plain

Apexコード

開発者ガイドに記載されたサンプルコードはこちらです。『implements SandboxPostCopy』の宣言を行い、実行処理は『runApexClass』メソッドに記載すればいいようでした。
f:id:tyoshikawa1106:20191217185044p:plain


上記サンプルを参考につくってみたコードがこちらになります。
f:id:tyoshikawa1106:20191217185253p:plain


実行処理はrunApexClassメソッドに記載すれば良いのですが、今後実行処理が増えていった際にメンテナンス性が低下しないように細かい処理は別のメソッドに記載しました。


SOQLクエリはDaoクラスに記載しています。カスタム設定もオブジェクト扱いなのでSOQLクエリで取得することが可能です。
f:id:tyoshikawa1106:20191217185611p:plain


SandboxPostCopyインターフェースのテストクラスはこんな感じ。
f:id:tyoshikawa1106:20191217185846p:plain


『Test.testSandboxPostCopyScript』関数をつかってテストするようです。引数で組織IDなど渡す必要があるみたいですが、サンプルをそのまま使えば特に問題ありませんでした。


「SandboxPostCopy」インターフェースのApexコードはこんな感じで実装できました。実際に使用するときにはSandbox作成時にApexクラスを指定する箇所があるのでそこでクラス名を入力する形で設定できます。実行後ですが管理者アカウント宛に実行結果の通知メールが届きました。そのメールで実行時のエラー有無の確認が可能でした。

サンプルコード

PrepareMySandbox.cls
public with sharing class PrepareMySandbox implements SandboxPostCopy {
    
    private PrepareMySandboxDao dao = new PrepareMySandboxDao();
    
    /**
     * runApexClass
     */
    public void runApexClass(SandboxContext context) {
        // カスタム設定:組織設定情報の更新
        this.doUpdateOrgSettingInfo();
    }
    
    /**
     * カスタム設定:組織設定情報の更新
     */
    @TestVisible
    private void doUpdateOrgSettingInfo() {
        // カスタム設定:組織設定情報の取得
        OrgSettingInfo__c orgSettingInfo = this.dao.getOrgSettingInfo();
        // カスタム設定:組織設定情報の取得結果判定
        if (String.isEmpty(orgSettingInfo.Id)) return;
        // 本番組織フラグのチェックOFF
        orgSettingInfo.IsProductOrg__c = false;
        // UPDATE
        update orgSettingInfo;
    }
}
PrepareMySandboxTest.cls
@isTest
private class PrepareMySandboxTest {
    
    private static User testAdminUser = CommonTester.getLoginUser();
    
    /**
     * runApexClass
     */
    @isTest static void runApexClassTest() {
        
        System.runAs(testAdminUser) {
            
            Test.startTest();
            
            // testSandboxPostCopyScript
            Test.testSandboxPostCopyScript(new PrepareMySandbox(), UserInfo.getOrganizationId(), UserInfo.getOrganizationId(), UserInfo.getOrganizationName());
            
            Test.stopTest();
        }
    }
    
    /**
     * カスタム設定:組織設定情報の更新
     */
    @isTest static void doUpdateOrgSettingInfoest() {
        
        System.runAs(testAdminUser) {
            
            OrgSettingInfo__c orgSettingInfo = CommonTester.createOrgSettingInfo(false);
            orgSettingInfo.IsProductOrg__c = true;
            insert orgSettingInfo;
            
            Test.startTest();
            
            // カスタム設定:組織設定情報の更新
            PrepareMySandbox cls = new PrepareMySandbox();
            cls.doUpdateOrgSettingInfo();
            
            Test.stopTest();
            
            OrgSettingInfo__c result = [SELECT Id,IsProductOrg__c FROM OrgSettingInfo__c WHERE Id =: orgSettingInfo.Id LIMIT 1];
            System.assert(orgSettingInfo.IsProductOrg__c, false);
        }
    }
}

※Daoクラスは省略します。

SFDC:Lightningメールテンプレートの署名の差し込みを試してみました

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Lightningメールテンプレートの署名の差し込みを試してみました。共通のメールテンプレートを用意しつつ各ユーザごとに任意の署名を差し込める便利機能です。Winter'20からできるようになったみたいです。

f:id:tyoshikawa1106:20200112124958p:plain

リリースノート

事前の設定

初期設定として私の設定ページの私のメール設定で自分の署名をSalesforceに登録する必要があります。
f:id:tyoshikawa1106:20200112125107p:plain

Lighntingメールテンプレート側の設定

「{{{Sender.Signature}}}」という記述で署名を差し込めますが、差し込み項目の挿入機能で挿入するときは、送信者のメニュー内にあるメールの署名を選択すると差し込めます。
f:id:tyoshikawa1106:20200112125242p:plain


※差し込み項目の挿入機能はこちらのアイコンのこと
f:id:tyoshikawa1106:20200112130945p:plain:w300


差し込み結果はこんな感じです。
f:id:tyoshikawa1106:20200112125419p:plain


この機能を設定してみて気づいたのですが、Lightningメールには開封履歴を確認できる機能があります。この機能はHTMLメールで送付する際に何も表示されない画像をメール内に差し込みその画像が表示されると開封されたという記録が確認できる仕組みのようです。この画像ですが通常は受信者側が気にならないようになっていますが、一部の環境では画像ファイルが自動ダウンロードされないメール設定となっている場合があります。その場合は「☓」アイコンがメール内に表示される挙動となっています。


メールの末尾に差し込まれるため、署名差し込み後は一つ改行をいれておくと☓アイコンが署名の一段下に表示されるので、自動ダウンロードが無効になっている場合でも違和感を多少抑えることができると思います。

メール末尾に署名を差込して、改行がない場合
--------------------------
 署名
--------------------------☒
メール末尾に署名を差込して、改行がある場合
--------------------------
 署名
--------------------------
☒

関連

SFDC:Lightningメールで商談メール送信を試してみました

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Lightningメールで商談メール送信を試してみました。商談に関する定形メールを送付できる便利機能です。

f:id:tyoshikawa1106:20200112132512p:plain


最初にやっておくのはこちら。商談に取引先責任者の情報を紐付けます。(標準では取引先責任者ロールのオブジェクトで紐付けますが今回は主となる一人の顧客情報が必要になるのでカスタム項目で用意します。)

f:id:tyoshikawa1106:20200112132904p:plain

データ型はこんな感じ。

  • 主取引先責任者 = 参照項目
  • 顧客名 = 数式
  • 顧客メールアドレス = 数式


Lighntingメールテンプレートでは関連エンティティで商談を選択すれば商談項目を使えるメールテンプレートを作成できます。
f:id:tyoshikawa1106:20200112133259p:plain


参照項目はID値が差し込まれると思うので顧客名などは数式で用意します。
f:id:tyoshikawa1106:20200112133334p:plain


作成したテンプレートは商談のLightningメール送信コンポーネントで呼び出せます。
f:id:tyoshikawa1106:20200112133535p:plain


商談メールのときの注意点として宛先が自動セットできないという点があります。(標準機能としては商談と取引先責任者は紐付きがないため) この問題に対処するため、先程用意した主取引先責任者のメールアドレスを表示できる数式項目を画面に表示しておきます。ユーザはそのアドレスを宛先にコピーして利用します。
f:id:tyoshikawa1106:20200112133819p:plain


宛先が自動セットされないという点については少し手間がかかりますが、コピペできるようになっていればそれほど負担はないと思います。またメールアドレスから候補が一覧で表示されるので入力ミスも防止できます。


LighntingメールではCCやBCCも設定でき、社内ユーザや任意のメールアドレスへの送付も可能です。ただしCCやBCCに社内宛に送付した場合、そちらで開封するとLightningメールの開封履歴に残ってしまうので、基本的には顧客のみに送付するほうが良いと思います。

SFDC:Lightningメールと必須チェック判定

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Lightningメールと必須チェック判定についてです。Lightnignメールの送信コンポーネントはページレイアウト設定で追加できますが、デフォルトでは件名など一部の項目が必須項目として扱われていません。

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必須項目にしたい場合はグローバルアクションのレイアウト設定で設定できます。
f:id:tyoshikawa1106:20200115072340p:plain

f:id:tyoshikawa1106:20200115072212p:plain


件名部分は必須設定しておくと良いと思います。
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SFDC:コンプライアンス分類の記録を試してみました

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Winter'20で使えるようになったコンプライアンス分類の記録の機能を試してみました。オブジェクトの項目の設定ページから使えるみたいです。

f:id:tyoshikawa1106:20200119145906p:plain

こんな感じ。
f:id:tyoshikawa1106:20200119145258p:plain


各値の意味はこちら。
f:id:tyoshikawa1106:20200119145601p:plain

  • CCPA — カリフォルニア州消費者プライバシー法 (California Consumer Privacy Act)
  • COPPA — 児童オンラインプライバシー保護法 (Children's Online Privacy Protection Act)
  • GDPR — 一般データ保護規則 (General Data Protection Regulation)
  • HIPAA — 医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律 (Health Insurance Portability and Accountability Act)
  • PCI — クレジットカード業界 (Payment Card Industry)
  • PII — 個人識別情報 (Personally Identifiable Information)

SFDC:Trailheadシミュレータを試してみました

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Winter '20で使えるようになった(?)Trailheadシミュレータを試してみました。
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Success Cloud とイネーブルメントの新機能の確認 単元 | Salesforce Trailhead


実際の使い方はこちら。
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クイックスタート: Marketing Cloud を使用したメールの作成と送信 | Salesforce Trailhead


Developer Edtionのような感じではなく学習サイトごとにシミュレータページが用意されているみたいです。なのでTrailheadシミュレータのページをブックマークするというよりはTrailheadのページをブックマークしてそこからアクセスする使い方になります。
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Trailheadシミュレータですが基本的には静止画が表示され特定の部分をクリックして設定の使い方を学びます。
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誤った箇所をクリックすると正しいクリックの箇所が表示される仕組みです。
f:id:tyoshikawa1106:20200119151729p:plain


少し使ってみた感想としては使い方を学ぶためのツールとしてはかなりいいと思います。Marketing CloudやPardotには開発者用の環境が用意されていないため、学習するにはぶっつけ本番
となってしまいますが、この仕組みがあれば大まかな使い方については事前に試せるので良さそうです。(間違った部分をクリックすると正しいクリック位置が表示される仕組みがけっこういい感じでした。)

SFDC:Einstein AnalyticsのSalesforce Direct を試してみました

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Einstein AnalyticsのSalesforce Direct を試してみました。
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Salesforce Direct を使ってみる 単元 | Salesforce Trailhead


Einstein Analyticsの開発者環境を用意するところから始まります。
f:id:tyoshikawa1106:20200119155012p:plain


ログイン後はこんな感じ。
f:id:tyoshikawa1106:20200119155033p:plain


アプリケーションメニューからAnalytics Studioのページにアクセスできます。
f:id:tyoshikawa1106:20200119155546p:plain


こんな感じ。
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ダッシュボードの作成

画面右上の作成ボタンから作成できます。
f:id:tyoshikawa1106:20200119155924p:plain


作成時の選択肢は2つ。とりあえず空白でやってみました。
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まずは左上でのダッシュボードの名前を指定します。
f:id:tyoshikawa1106:20200119160127p:plain


次にクエリを作成します。
f:id:tyoshikawa1106:20200119160229p:plain:w300


データセットの隣にSalesforce ダイレクトがあるのでそちらを選択。あとは対象オブジェクトを選択します。今回は商談です。
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Opportunityをダブルクリックすると選択完了です。ここで条件やグラフ種別等を設定できます。
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「棒の長さ」は件数などの値です。「横棒」でグルーピングする項目を選択できます。リードソースの場合はこちら。
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ソートも設定できます。
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右側のフォーマティングアイコンでいろいろ設定できます。
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たとえばこんな感じでグラデーション設定できます。
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作成後はドラッグ&ドロップで配置できます。
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保存して作成完了。
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Salesforce Directを使えばSalesforceのデータをそのままEinstein Analytics側に取り込むことができます。(今までは取り込む作業が必要だったりしていたと思います。)


Salesforceのレポートを見ると件数が同じこと確認できます。
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補足でEinstein Analytics側でリードソース「Word of mouth」が一番上に来てるのは設定中に何か余計な設定をしたためです。(未確認ですが強調表示的なオプションを選んだんだと思います。)

SFDC:ホームページのアコーディオンコンポーネントを試してみました

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Winter'20でつかえるようになった。ホームページのアコーディオンコンポーネントを試してみました。
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一度にオープンできるセクションは一つのみとのことです。
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アコーディオン機能はこんな感じでした。
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関連

SFDC:組織の設定の夏時間対応オプションについて

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Winter'20で夏時間対応のオプションが追加されたみたいです。

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設定ページでチェックをつけるだけ。
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日本でつかうときには特に必要ないので実際の有効化は試していませんが、ちょっと便利になっていました。
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SFDC:Lightningページ作成のSALESFORCEデフォルトページのコピーを試してみました

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Lightningページ作成のSALESFORCEデフォルトページのコピーを試してみました。
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試してみたと言うよりこういう機能が追加されていたというメモです。完全新規ではなく既存のLightningページをベースに作成できるオプションです。

デフォルトのアカウントグループビュー

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デフォルトの取引先フルビュー

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Lighntingコンソールのアカウントグループビュー

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知らなくても困りませんが知っておくとちょっと作業が楽になるかも。そんな機能でした。
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