11月にmacOSの新しいバージョン「Big Sur」が公開されたのでさっそくアップデートしてみました。デザインにけっこう変更があっていい感じでした。
Big Sur自体は良かったのですが、Salesforce開発の用途でのPCをアップデートする場合、現時点ではデータローダが動作しなくなる問題が発生するみたいです。下記のように操作不能となってしまいました。(※追記:12/2に修正版が正式リリースされるとのことです。)
ちなみに本来ボタンのあった場所をクリックすると一時的に操作可能になります。ただしボタン操作が動くだけで処理の実行はできませんでした。
影響範囲が大きいので流石に情報があるでしょうと検索してみたところ、海外のコミュニティでのやりとりが見つかりました。Big Surのベータ版の頃から発生していて正式リリースのタイミングでも解決しなかったみたいです。
Data Loader for MacOS Big Sur? - Salesforce Developer Community
GitHub上にIssueとして登録されていましたが、まだ解決には至っていないみたいです。
Data Loader on MacOS 11 aka Big Sur · Issue #217 · forcedotcom/dataloader · GitHub
11月13日にこの問題に遭遇したときには、まぁ一週間ぐらいで解決するかなと考えていましたが、サクッと解決する問題ではなかったようでした。
追記(11/26 7:20)
この投稿をした直後にGitHubのIssueがクローズに更新されました。下記のメッセージのとおり問題が解決して正式版のリリースは12/2とのことです。
急ぎの場合はこちらとZipファイルが添付されていました。インストールを試してみたところ、操作不可状態は解消していることを確認できました。INSERT処理を実際には試していませんがこれで大丈夫そうです。(ちょっとデザインが崩れ出てる気がするけど動いてくれれば大丈夫)
確認時のデータローダの環境構築について
下記の2つについて11月26日時点での最新バージョンでのインストールを行って試しています。
データローダ (ver 50.0.0)
代わりのツール① - データインポートウィザード
データローダが動かなくなったとき、代わりのツールを使えばいいや考えました。ひとまずINSERT処理を動かすだけだったので普段あまり使っていなかったデータインポートウィザードを試しました。
ところがデータインポートウィザードですが、読み込むCSVファイルの列数に上限があったようです。それにより取り込みたいCSVファイルを対象に処理することができませんでした。
代わりのツール② - dataloader.io
データインポートウィザードはダメでしたが、本命は別のツールでした。dataloader.ioというMuluSoftが提供しているツールがあります。MuleSoftはSalesforceの会社で設定メニューにもリンクが用意されている安心のツールです。
・・・で実際にデータローダで取り込んでいたCSVファイルをdataloader.ioで取り込もうとしたところ、予期せぬエラーが発生しまいました。文字コードや改行コード、BOMの有無などdataloader.io用に加工が必要なのかなといろいろ試してみましたが解決せず、、。エラーメッセージ等で検索したところ、どうやら日本語のサポートがされていない?..みたいでした。(公式ヘルプは見つかりませんでしたが。)
ということで代わりになると想定していたデータインポートウィザードとdataloader.ioの2つのツールではデータローダでやっていた作業を実施することができませんでした。他にデータローダと同様の機能を持つツールもなさそうなため、今回はBig Surを古いバージョンのOSに戻してデータローダを動かせるようにして対応しました。(改めて調べてみるとデータローダの代わりのツールってほとんど無いんですね。。)
その他の影響
今回のデータローダのエラー発生についてですがmacOS Big SurでのJavaの扱い周りに変更があった影響のようです。
もしかしたらデータローダ以外にも影響があるかもとVSCodeをつかったSalesforce開発の環境を確認してみました。バージョンによるかもしれませんが、特に問題なくソースコードの取得やデプロイ操作が実行できました。(最初試したときエラーが発生したのですが、改めて確認して問題なかったのでエラーは気のせいか別の問題があっただけみたいです。)