Quantcast
Channel: tyoshikawa1106のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1436

SFDC:Salesforce World Tour Tokyo 2024 Day 2 に参加しました

$
0
0

2024年6月12日にあったSalesforce World Tour Tokyo 2024 Day 2 に参加しました。

EXPO会場 - Slack ブース

9時のオープンで空いている時間にDay 1で行けなかったSlackブースへ。AI連携かなりすごいってDay 1のセッションで聞いて気になってました。

要約機能

まずは要約機能です。言葉自体はなんどか聞いてた話ですがデモでみたらほんとにすごかったです。


これはスレットのところに要約というメニューがあってそこから処理を実行できます。Slackは1投稿ずつ分けたほうが流れてくる情報みやすいとかきちんとスレット管理したほうがいいかって話があった気がしますがこれはスレット管理のメリットが大きくなりそう。


デモで見てほんとすごかったのが、要約元のやりとりが英語であっても、要約結果は日本語に変換してくれるところでした。これは便利ですごかった。


要約機能はスレット単位ではなく、チャンネル単位でももちろんできるみたいです。(セッションのデモだとこっちのほうが紹介されてた気がする。)

Sales Elavate

営業メンバー向けの機能のことをSales Elavateって呼ぶみたいです。Slackチャットの営業関係のやりとりをいい感じに検索できたり、Salesforceの商談情報とかをSlack上で扱えるって感じの機能でした。Slack内で作業完結できるので作業効率化に良さそうでした。(商談の更新についてはSalesforceに用意した画面外からのデータ更新ができるって面だけSF側の設計の仕方によってはちょっと気になるかも。)

プロジェクト機能

インターネットの記事で見てデモみせてもらったプロジェクト管理機能です。


スレットのやりとりを自分のタスクとして登録したりする使い方ができる感じです。SalesforceのToDoレコードと連携はしていなくてあくまでSlack内でのタスク管理用途という感じでした。特定ステータスのタスク作成時にのみチャンネルに通知するといった設定もできるようで、メンバー内でのタスク管理に便利そうな機能でした。


表示形式はカンバン形式とテーブル形式が用意されています。このあたりは他のタスク管理サービスでもよくある感じ。

EXPO会場 - Platform ブース

開発系ブースにも行ってみました。内容はノーコード系のカテゴリの話。もちろんAIの話になってました。


プロンプトビルダーってこんな感じですよってデモを見せてもらいました。


個人的に聞けて良かったのがLLMの話。SalesforceではLLMは自前で用意していなくて、次のような感じでOpenAI のGPT 4などを任意で選べるみたいです。(LLMって単語ずっと理解できそうもないって印象だったけど何度も聞いてたらやっと何を指してるかイメージついてきた。)


Salesforceの仕組みとしては、このLLMと情報のやりとりをするためのセキュリティまわりの仕組み。「Einstein Trust Layer」と何度も紹介されていましたが、これでSalesforceに登録されたデータを安全にAI機能で利用できるようになっています。


プロンプトビルダーの設定は覚えるの難しそうな印象を持っているのですが、便利機能でこういうことができるってことは知れたので良かったです。

EXPO会場 - Success Plans ブース

Success Planってなんだっけって思ってブースに行ってみました。いつもお世話になっているプレミアサポートとかそういう話でした。(前回のイベントでも似たような感じでブースにいった気がする)


せっかくなのでプレミアサポートの上のプラン「Signature Success Plan」について教えてもらいました。「PremierSuccess Plan」でも利用できる環境だとけっこうラッキーという感じのイメージで、その上のプランは関わる機会ないだろうなと思ってあまり気にしていませんでしたがこの機会に話を聞いてみました。


「Signature Success Plan」はやっぱりすごいプランで、24時間のサポート、専属の窓口担当がついて、技術的な質問にも相談してくれるという感じ。システムのモニタリングもしてくれてガバナ制限エラーが発生しそうな懸念がある場合は事前にアラートを出してくれる。問題が発生した際にはUSのSalesforceの担当者と繋いでくれるとかそんな感じのようです。


コンタクトセンターなど止まったら大変なことになるようなシステム、サービスを運用するような状態の組織の場合はこのプランを契約してサポートしてもらい万全を期すみたいな感じでした。Webサイトに『パーソナル化されたサポートを受ける』って感じのかるい(?)表現で紹介がありましたが、そんなレベルじゃなくてもっと規模の大きい場面で使うサポートプランだって今回気づきました。


使う機会はなさそうですけど、こういうプランがあるっていうのも知れて良かったです。

セッション - アナログからの脱却

メンバーズ社のセッションです。


Salesforce導入のサポートをしてくれる企業で今はコマースクラウド以外はスキル持ったメンバーがいますということ。導入(インプリ)だけではなく、運用保守フェーズの組織のサポートもできるということで困ったときの相談先に良さそうな感じでした。


あと事例の話をしてくれたベッツ・ファーストさんの話が面白かったです。ペット業界の話はあまり聞く機会がなかったのでペットの販売以外にもいろいろやっていてシステム化している話が良かったです。

セッション - AI導入が照らす営業の未来

Mipox株式会社の事例話が面白かったです。10年以上Salesforceを利用していて初期の試行錯誤からAI活用のフェーズまでというところで基調な話が聞けました。

セッション - 企業データ管理手法

uSoner社のセッション。30万件のデータを18万件に名寄せした話おもしろかったです。


顧客情報 (会社名、あとはたぶん住所などの情報)を元にLBCコードが割り当てられてそれを元に重複データの判断ができるという感じでした。契約してLBCコード割り当てて終わりということではなく、事前に社内が持つ顧客データがどの程度コードの割当が可能そうか、といった相談からやってくれる感じだと思います。

セッション - CoE戦略 - 内製化成功のカギ

テラスカイ社のセッション。まずはテラスカイグループの話で、Salesforceをはじめとした各クラウドサービスの導入や支援ができるという話が聞けました。


セッションの本題は内製化の支援といったこういう取り組みを行っていますという事例話を聞くことができました。

セッション - データ収集とAI活用の取組


セッション - True to the Core

Salesforce本社の製品責任者の人に質問ができるすごいセッション。


来年のSWTTは11月とのことです。


Salesforce World Tour Tokyo 2024 Day 2 はこんな感じでした。Day 1とDay 2でSalesforceブースに行ってデモを見れたのは最新機能まわりでいろいろ勉強になりました。各セッションもこういう機会じゃないと聞けない話、知らなかった情報という話にふれる機会になって良かったです。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1436

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>