マルチ通貨とSOQLクエリについてです。この書き方はマルチ通貨を有効化したあとに利用できます。
マルチ通貨組織の通貨項目のクエリ | Force.com SOQL および SOSL リファレンス | Salesforce Developers
次のように『convertCurrency関数』を利用するとマルチ通貨が反映された値を取得できるみたいです。
SELECT Id, convertCurrency(AnnualRevenue) FROM Account
WHERE句では『convertCurrency関数』を利用できません。WHERE句では次のように通貨種別を指定する必要があります。
SELECT Id, Name FROM Opportunity WHERE Amount > USD5000
上記のクエリでは、レコードの通貨の Amount 値が USD 5000 相当より大きい場合、商談レコードが返されます。たとえば、金額が USD5001 の商談は返されますが JPY7000 の商談は返されません。
『convertCurrency関数』を利用する際の注意点としてORDER BYで利用できないことや、集計関数の結果をユーザの通貨に換算することはできないことがあります。(集計関数を使用して返される通貨データは、組織のデフォルトの通貨で表示されます。)
マルチ通貨とSOQLクエリについてはこんな感じでした。
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今回のようにSOQLで利用できる関数には他にトランスレーションワークベンチをつかった翻訳値の取得関数があります。